
きなこ
@kinako2025
2026年10月6日
読み終わった
考えさせられる
長時間労働をしていたら大好きな本が読めない。
じゃあどうするか?長時間労働を止めればいいんじゃないか?という、突き詰めればシンプルな内容なのだけれど、日本の労働時間の変遷を明治期に遡り、現代まで時代ごとに検証する。その過程でそれぞれの時代によく読まれた本、売れた本の傾向も分析し、なぜその本が売れて読まれたのか考える。
さまざまな本が紹介され、それらの本の内容を見ているだけでも楽しい。
谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読者サービスがすごいという著者。
ー『痴人の愛』の冒頭をひとことで言ってしまえば、「田舎出身の真面目なサラリーマン(しかし絵に描かれた姿はかっこいい)が、まだ好景気だった時代に、カフェで美少女と出会う」話だ。ー(p69)
なるほど、これって現代にもよく見る(妄想されてる?)風景だよなあと思うなど。
谷崎潤一郎がぐっと身近に感じられる......かもしれない。
あとがきの「働きながら本を読むコツをお伝えします」の6つのコツは、ほとんど実行できているので、なるほどだから私は本を読めているんだよねと納得した。
