なぜ働いていると本が読めなくなるのか

299件の記録
- よしえ@huffyui192025年5月25日格差、時代背景から人々がなにを読書に求めてきたかが体系的に把握でき、これまでモヤっとしていたことが整理されスッキリ。雑音が深みを増させる。興味関心を横に横に広げていきたい。分かりやすいものに飛びつかない。自戒
- -ゞ-@1038sudf2025年5月24日「学生時代に教科書を読み込むことは思った以上に重要なのではないか」 本を読み終えた時の感想はこうだった。 というのも、本書では知識を「知りたいこと+ノイズ(知りたいこと以外の事柄)」と定義しており、ノイズこそ重要であると説いているのである。 学校の教科書はノイズの塊と言える。 すぐに必要なのか分からない知識が大量に出てくる。古典や漢文、歴史科目が不要とされるのも、学生たちにとってノイズだからであろう。 だが、だからこそ教科書を読み込めばいろいろな事柄に触れられるのだ。 本書を読んで、「教科書ってよくできた読み物だな」と思わされた。
- レオ@leo_papillon_2025年5月7日買った「忙しさ幻想」を買った勢いで一緒に買いました。 これで二度と言い訳はできないはず。 買う時に気がついたんですが、「好きを言語化する技術」と同じ著者の方なんですね。そちらも読みやすくスラスラ最後まで読めてしまったのでこちらも読めるのを楽しみにします。
- 葉@leaf2025年5月3日読んでる読み終わった私たちは「何を知りたいのか」を知らない。何を読みたいのか、私たちは分かっていない。何を欲望しているのか、私たちは分かっていないのだ。 本が読めない状況とは、新しい文脈をつくる余裕がない、ということだ。自分から離れたところにある文脈を、ノイズだと思ってしまう。そのノイズを頭に入れる余裕がない。
- 芙柚@mint_2025年5月1日読み終わった社会人2年目。 毎日が仕事だけで終わっていく日々に疲れ、携帯を触る。 本が読みたいと思いつつも、小説を読んでいて意味があるのか、仕事に活かせるようなビジネス本を読まなければならないんじゃないかと思ったりもして、なかなか本を読む気になれなかった。 この本を読んで、なんだか少しだけ救われたような気持ち。意味があるとかないとか分からないけど、偶然出会う知識があって、それが私を豊かにするものだから、大丈夫。
- 雅子@kokoma_ru552025年5月1日読み終わったこれを読んで「よし!半身で働こう。仕事はそこそこにして切り上げて、ドトールで読書する日を作るぞ!」と意気込んだけど、一回も実践できていない。 これまでの労働と読書の歴史を解き明かしていく内容は興味深かったけど、結論として現代人が読書するには「半身で働く」というのが、自分にはまだハマらず、いつになったらそんな余裕が生まれるのだろうと思ってしまった。 週5日働き2日休むこのアンバランスさに早くみんな気づいて是正しませんか。私はその気になれば旗振ります。
- cocoha@cocohasdiary2025年4月29日読み終わった🔖今少しずつ読書習慣を意識的に戻せているのは、もしかしたら自分の中で少しずつ社会人として余裕が出てきたのかもしれないと、自己肯定感が上がった。
- モリ@読書記録@ymori_22025年4月23日読み終わった現代人は労働に比重を置きすぎるあまり、労働以外の家庭や余暇に割く余力が残っていない。現代を象徴する新自由主義は、労働者の流動性を高めた一方で、際限なく成長を求める。労働者は不安を解消するために、目的もない成長を目指して労働に全身全霊で臨むのである。その結果がバーンアウトであり、鬱病である。筆者の主張は、そのような全身全霊を辞めて、半身で物事に取り組むことである。労働だけでなく、家庭も余暇も読書も半身でいい。そのためには頑張りすぎることを称賛することをやめ、バランスの取れた生活を意識することである。 この本は、労働という観点から人間の弱さを説いている本だと私は考える。人々の、少なくとも日本人の労働観は古くから、その社会構造による影響を大いに受けてきた。会社への貢献が賞賛される時は会社へ全てを捧げることが美徳とされ、社会保障からの自立を求められる時は際限なき成長を追い続ける。近年の若者の「目的なき成長志向」は、社会からはみ出し、ついていけなくなる不安からきているのではないか。実際、成長は金銭という形で勝者に報酬を与える。その一方で、多くの敗者は余暇や家庭を犠牲にし、その上で己の全てを捧げた仕事でも陽の目を浴びることはない。しかし、その敗者の多くはプライドと名誉と多少の金銭を失うだけなのだ。プライドも名誉も金銭も、他人からの評価ありきである。であれば、半身で生きてもいいではないか。仕事も余暇も家庭も半身で、ほどほどに生きていく。不安という他人が生み出した虚構からの脱却こそ、私たちが今を味わって生きる術なのではなかろうか。私は筆者の主張に加え、一歩引くことの大切さも強調したい。我々が前提とする価値観に、バイアスはかかっていないか、その価値観で得をするのは誰なのか、生活のバランスは取れているのか。自分の望む生活を、自分の中だけではなく、外部とのつながりも含めて考える。自己分析を仕事以外にも活かす。このようなメタ的に捉える能力を育むことが、我々がほどほどに、豊かな生活を送る鍵ではないだろうか。
- はな@hana-hitsuji052025年4月20日読み終わった真っ黒社畜歴の長い身としては身につまされることの多かった後半。 ここ数年も、全力で仕事に打ち込めないのはなんだかカッコ悪いのかな〜…でも疲れたな…という気持ちと、もっと真剣に没頭しようよ!と自分も周りも巻き込む瞬間を行ったり来たりしていた身としては、長い長いため息をつくような読後感。 (いや、これは息をしていないことに気づいたもんだから大きく深呼吸したんだと思う。 面白かったな〜。読んで良かった。 私は本の読める働き方にシフトしたいと心から思った。 多分自分に今来ている潜在的なものが行動に現れてき始めて、この本で決定打となった感じ。
- keyem4251@keyem42512025年4月20日読み終わった読書はノイズで情報ではないもの。 最近の自己啓発は情報で行動を変容させるもの。いかにコントロールできるものだけに絞るか。 半身で働く。仕事を頑張ってない、何かに全力になってない自分を肯定する。
- 萌太郎@moetarooo2025年4月18日読み終わった仕事でお世話になっている方からオススメされたので。自分が今の勤務形態になってから、日々の生活サイクルが安定して、夜まとまった時間が取れるようになったことと、ちょっとずつ読書習慣が復活しているのは、完全に連関していたんだなと腑に落ちた。
- とり@piyopiyo2025年4月18日かつて読んだこの本に大半に書かれている、時代と読書の関係性についての変遷に対して、思ってたんと違うんだけど!という感情こそがまさにこの本の主題である「自分が欲しいと思っていない情報=ノイズ」になってて、なんかしてやられた気分になった
- お疲れおかん🐹@saya8192025年4月12日読み終わった昨年8月から読み始めたもののどうも読み進められず、ようやく読了。読書と労働をからめながらお話は進む。タイトルと帯が秀逸なのだけど中身は正直近代の労働史と読書史をまとめたもので期待はずれ感は否めず、まさにこれこそ読み進めるのが辛かった部分。余裕がなくなると余計な情報はノイズとなるいう切り口は面白かった。つまりなかなか読み進められなかった部分もノイズとして認識してしまったのでしょうね。私も余裕ある生活をしながら読書を楽しみたいものなのですが、どうも日々余裕なくお疲れなもので。
- かのち@SweetPea2025年4月1日読み終わった「そもそも新自由主義社会は人々が「頑張りすぎてしまう」構造を生みやすく、それは会社が強制するかどうかの問題ではない。個人が「頑張りすぎたくなってしまう」ことが、今の社会の問題点なのである。」ということは深く共感した。だから力の抜き方を書いた本がヒットするんだろうな。しかしこの新自由主義的な考え方は学校で内面化するくらいに叩き込まれている。いわゆる落ちこぼれと呼ばれる子たちに落ちこぼれたのはあなたの努力不足なのだから困窮しても自己責任だよねと言うのはあまりに酷じゃないか?それが新自由主義の功罪のひとつであると思うが、ではどうしたらいいのか、ということについてはまだ私の答えはでない。
- ふじQはや○@fujiq-hayamaru2025年4月1日読み終わった『花束みたいな恋をした』の麦くんの就職後の変化を導きの糸にはじまる読書論。労働と出版の歴史を重ねながら、なぜ働いていると本が読めなくなるのか、から、働いていても本が読める社会へと論が進む。オーバーワークな同僚に配りたい。もっともっと売れて欲しい。自己啓発本が読めて本が読めないことを説くあたりはすごい。ノイズ。半身。
- よむのはおそい@kkkkkk2025年3月30日読み終わった本好きの少女だった著者が働きはじめると本が読めなくなっていることからはじまり、日本においての時代ごとの労働の捉え方や個人の読書との距離、当時のベストセラーなどからタイトルのテーマを解いていく構成が巧い。 読書が今現在も習慣になっている人は手に取らなさそうなタイトルでこの本が売れたというのは「読みたい」人がたくさんいることを表しているのではないか。易しい語り口で丁寧で急に飛躍したりしない新書であるということも要因にはあるのかも知れない。 本が好きで本を読めるような社会であってほしいというシンプルな願いでできた本だということが伝わり素敵だと思ってた。
- 南無大師@namu_daishi2025年3月27日読み終わったなぜ本が読めなくなるのか。映画「花束みたいな恋をした」で、主人公が就職した後パズドラしかやる気が起きない、というシーンを引用して始まる。こういうの、思い当たる。著者は、読書のような行為は情報にノイズが加わった物だと主張する。情報だけを摂取するインターネットや、情報がほとんど入ってこないスマホゲームがあるのに、仕事で疲れている人はノイズを含む本は読まない、ということ。良くわかる。自分は逆で、仕事に絶望していて、仕事のことを考えたくないから、読書で無駄知識を得て癒されている。
- 高瀬川高瀬@takasegawatakase2025年3月26日読み終わった完全にタイトル勝ちだなと思った。読書に触れている人、触れたいと思っている人が大小はあれど「読みたいときに読めない」と感じているからこそ万人に刺さった題名だなと思う。内容に関しては上手い卒論を読んだような気持ち。分かりやすく読書と働き方の関係が解き明かされている。一方でタイトルに対しての答えは私的にはあまりしっくり来ず、ソレハソウダケドサッという気持ち。なにだったら納得がいったのかは分からないが具体的ななにかを期待してしまった。
- 辻井凌@nega9_clecle2025年3月24日読み終わった感想谷崎潤一郎『痴人の愛』や司馬遼太郎『坂の上の雲』の人気への考察など労働と読書の歴史がおもしろい。自己啓発や読書離れに対する読書好きの目線にはどうしてもエリート意識が染みついていないだろうか。点検が必要だ。
- さや@saya_shoten2025年3月24日読み終わっためっちゃ面白かった。この本自体が人によっては「ノイズ」と思う章もあれば、予想外に面白いと思う人(つまり私)もいるのがまた語りがいがあるというか、人に話したくなる本。読んだ人話しかけて欲しい。
- きょ@octjack2025年3月23日読み始めた3〜4ヶ月積んでから読み始めました。はてさてどのような結論に至るのか、そしていつ読み終えることができるのか楽しみです。 それはそれとして、登録されていない本の読了をついでに控えておきます。 昨日購入して、今日読み終えました。自作の朗読のくだりが興味深すぎて音源を聴きたいようなでも夢見たままでいたいから聴きたくないような、そんな雑感でした。こういう本に出会えるからリアル本屋巡りはやめられない。
- 文音こずむ@ayanekozumu2025年3月23日読み終わったこの本はめちゃくちゃ分かりやすいし、結末に納得したけど、どうやって人に説明しようかと考えながら読むとさらに吉 参考文献の量がえげつないな。こんな同級生がいることに驚きと喜びと畏怖を禁じ得ない。この人の他の本も絶対良本だろうし、執筆を蔑ろにしてない、そんなことがわかる本だった
- 青りんご@akaka_rin2025年3月17日買った読み終わった全体的に時代背景、労働、良しとされる思想、娯楽、など軸が多く、掴みきれなかった(最終章の表がわかりやすかったけど、なぜ本が読めないかとどう結びつくのか) 明治の開国以降人々がどのように読書と向き合い、どう生きるべきか、どう自己と向き合うべきか、を本から得てきたかの変遷が知れたのは面白かった。 知識と情報の違いやノイズの話、確かに、ネットで知りたいことだけサクッと知れればいい、なんて言う人もいるけど、良きノイズに触れる余裕がないということなのか? 個人的には何かに熱中できることがあまりないので、「半身で働く」を既に体現してしまっているのかもしれない
- みう@miu2025年3月16日読み終わった現代人が本を読めない理由を簡単にまとめると「日常で使う知識以外をインプットする余裕がないから」 本が読めない理由を、明治時代から社会情勢を元に振り返っていたのが面白かった。 AIが進化することで、働き方は変わるのか。
- ぷぅ@puu_09202025年3月15日読み終わった半身で働くという言葉があったが、まだ働いていない自分にとっては、全身で働くことが理想のように感じてしまってなかなか…😢 読書は自分から遠く離れた文明に触れること 学生時代にもっと出来たらいいのかと、、、、
- 流花@luka11302025年3月14日読み終わった読了! 初めて新書を買って読みました。 すごく読みやすくて早く読み進めたくて仕方なかったです。 三宅さんが文章が面白いからなのかな? まさか明治まで遡って読書と労働の関連性を知ることになるとは。 初めて読んだ新書がこの本よかった!
- 流花@luka11302025年3月13日買った読み始めた本日本屋で買ってきた1冊。 本当は寄るつもりなかったんだけどね〜 本屋に入ったら買いたくなりますよね。 ずっと気になってた三宅香帆さんの新書。 今もう第二章まで読み進めているけど、既に面白い。 とても興味深くてつづきを読むのが楽しい。
- ・8・@miki2942025年3月11日読んでる目次を見てみた。 章ごとに一頁を使う丁寧な目次。 近現代の労働と読書について時代ごとに章立てされている。 いったん戻ると、帯に「読書史と労働史でその理由がわかる!」と書いていた。 どうも想像していたような切り口の本ではないらしいことに気づく。 第八章以降になると目次から内容の予想がつくのは、自分の物心がついたあたりの年代に入るからだろうか。
- ぷぅ@puu_09202025年3月11日15分くらい 読書がノイズに感じるほどに、コントロール出来ないものは恐ろしいのだろうか、、 読書から得られる安心感のようなものは現代の人間にはないのかもしれない、?
- 炭酸珈琲@readsmash2025年3月10日読み終わったメモ。 後半の知識とノイズについての語りくらいからテンポと熱量がかわる。読書という観点から日本の労働史を振り返る内容が、その辺りから作者の具体的な思想論に変わって面白い。圧倒的な引用量が読書量が多いことを裏付けている。
- ・8・@miki2942025年3月9日読み始めたなぜ働いていると本が読めなくなるのか。読み始める前に考えてみた。 私の場合は通勤路にいくつか本屋があったので、働き始めて三年は朝と金曜の夜に必ず本屋へ寄っていた。ところが転勤で本屋も図書館も遠くなりめっきり本から遠ざかってしまった。再度の転勤をした今は、少し寄り道すれば図書館のカウンターで予約した本を借りれるし、本屋にも行ける環境にあるものの、読書ペースは落ちたまま。 それに加えて、就職を機に実家を出て、壁という壁に大きな本棚を置いている実家の自室と比べると本を置くスペースが大きく減ったこと、引越しを繰り返すうちに面倒がり物を増やしたくなくなったこと。 たまに本を買っても、ソシャゲなどと時間の取り合いになること。 働き始める前はまだスマホが普及し始めている段階で、通信量にも限りのあるプランだったのでスマホゲームはあまりやらず、DSやPSPのソフトを買い、好きなときに自分のペースで遊んでいた。今はスマホゲームを3つ続けているから、たいていどれかで期間限定イベントが開催されていて、読書の順番がなかなか回ってこない。 こんなところだろうか。 読み始めよう。
- ラテラ@mochimochi-622025年3月9日読み終わった学び!面白かった!話題になるのも納得💭 本を日常的に読むことができている今の自分は幸せだな。最終章が特に著者の想いが伝わってきて良かった。働き方について考えたいと思った。
- ねも@nem2025年3月8日読み終わったまた読みたい学び!読書と労働の歴史を紐解くことで読書と人々の距離感がよく理解できてなるほどと膝をうっていた 個人的に著者と同世代ということもあり、熱を込めて楽しく語る友人を彷彿とさせながらするする読めてしまうのは私だけかしらと思いながら読了 半身で働けるように肩の力を入れすぎないように助けを求めることが下手な己を飼い慣らすことの難しさよ
- 🌼まむ@little-mumbook522025年3月7日読み始めたタイトルにひかれて購入 子供の頃はあんなにたくさん本を読んでいたのに、大人になって本を読む頻度が減った 社会人になったらもっと読まなくなった なんでだろう?
- ふみ@読書垢@humi_read2025年3月5日買った読み終わった私をもう一度読書の世界へ連れて行ってくれた本。この本がなければ、読書垢も作っていないし、本が趣味になっていないし、KindleUnitedも課金しなかったと思う。 この作品のお陰で仕事の熱量は半身に浸かって、読書に浸れる時間ができたと思う。
- soare🌞@sunnyh_1152025年3月5日かつて読んだ社会人になってからの口癖が「エンタメ体力がない」だった私のための本では!?と購入。久しぶりに文字が滑らず読めた本でした。やっぱり読書は楽しい💮
- 神崎ミル@Miruktea6442025年3月5日読み終わったかつて読んだ本をもっと読もうという啓発的な内容ではなく、現代の仕事に対する問題点を読書という切り口から説く本です。 日本における労働の歴史を紐解いて、現代の社会人がなぜ本を読まないのかを論じています。 私はなるほどと納得できましたが、歴史の教科書的な内容が長く、それこそこの部分が多くの社会人にとって「ノイズ」となるのでしょう。 この本が一番主張したい提案は素晴らしいものですが、その提案を一番届けたい社会人はそもそもこの本を読まないのだろうなと思うと切なく感じます。
- sleep@macchun102025年3月5日読み終わった初めて購入した新書。 ハッとする題名に惹かれて購入しました! 大正時代へ遡り本の歴史を知り、本を読むことの楽しみ方を再認識できる本です。 そして、本を読めなくなるこの現代の労働環境を変えなければ!という三宅さんの言葉に強く同感しました。 働いていても、本を楽しみたいです!
- ロペス@ropeth03132025年3月1日読み始めた興味関心、課題意識ど真ん中の一冊。 ポップな書き口ながら、アカデミックな読書の歴史的背景もおさえられており、とても読みやすい。 現在の電車のお供。
- 九日@kokonoka2025年2月23日読み終わった面白かった。ほんとに半身社会になるといい。 しかしわたしはかなり仕事を頑張らない人間なので、この中で語られる「働いていて本を読めない人」には該当しない、半身で働いてる者だと思うんだけど、それでどうなってるかというと貯金できない将来の不安が消えない低所得者なので、難しいなと。これが新書大賞とるほど売れて注目されてるってよいな。本読みたいもんな。「円本」の流行から大量の積読と古本が生まれて、都市部以外にも文学と読書体験が広まったという日本の読書と書籍の歴史がかなり胸熱でグッときた。 集英社新書って多分初めて読んだんだけど(そもそも新書読み出したのが最近)この『a pilot of wisdom』のイラスト素敵だね。
- アネモネ@anemone2025年2月8日読み終わった日本の働き方の歴史と読書の関係性の変化が丁寧に書かれていて、興味深く読んだ。自分がどうして今の時代に読書をするのかについて、考えるきっかけになりそうだ。
- b@eririn08372025年1月26日読み終わっためちゃくちゃおもしろかった。知らぬ間に自分も誰かによって準備された選択をしてたんだなーって思った。 すでにがんばってるのに自分からさらに頑張っちゃって疲弊しちゃうってのがまさに読んだ時の自分だったし、 一応仕事、プライベート半身なはずではあったんだけど がんばっちゃったよね〜 おもしろかった 自己啓発本が読まれるのが増えていることに対してのところも面白かった! 途中読み飛ばしたくなる歴史部分あったけど結局全部読んだらなんで読み飛ばしたくなるかと言う理由もわかった(╹◡╹)これがノイズ、、ね!
- ぽぽ@wakio2025年1月25日読み終わった本書は、働くことと読書の関係をテーマにしながら、明治以降の日本の歴史や社会構造を紐解く構成が印象的だった。特に読書という視点から日本の近代史を振り返るアプローチは新鮮で、具体例も多く、内容がイメージしやすい。本書の主張には著者自身の主観が適度に含まれており、それが押しつけがましくならないバランスでまとまっている点に好感を持った。 後半では「半身で働く」という働き方が提案されている。この考え方には個人的に共感する部分が多かった。私自身、これまでも仕事に全力を注ぐことの楽しさと、その裏にある偏りやリスクを感じていたため、この提案を通じてその感覚に言語化された根拠を得られたと感じた。また、この「半身で働く」という提言が、著者自身の現実的な課題感を伴って語られている点にも納得感があった。 一方で、読書や働き方に対する姿勢は個人差が大きいため、本書が与える影響も読者によって異なるだろう。人生の目的や働き方について迷いがある人や、現代の働き方に違和感を持っている人にとっては、共感しやすく参考になる内容だと感じた。逆に、既に自分のスタイルを確立している人にとっては、新しい発見が少ない可能性もある。 読書については、本書を通じて肩肘張らずに読みたい時に読みたい本を読むという姿勢を再確認した。また、読書が生活を豊かにするものである以上、常に近くに本を置いておくという意識を改めて持った。働き方については、仕事に集中しすぎないよう、他のことにも目を向けることの重要性を再認識した。 全体として、本書は「読書」と「働き方」を軸にしながら、社会構造や個人の生き方を見つめ直す内容で、知的な刺激を受ける一冊だった。構成が明快で、個人的なメモとしても多くの考察を残す価値があると感じた。
- さがわ/広告会社の採用人事@tkmsgw762024年8月4日読み終わった読書メモ戦前から現代までの人と教養の関係に触れながら、情報が溢れる世界における「読書」という行為の立ち位置について考えることができました。 気軽に欲しい情報にアクセスできるようになった今、新しい知識に出会える偶然性を含む読書はノイズになる。娯楽が情報になる。そしてどんどん欲しい情報にだけ触れるようになり、余裕や余白を見失い続けてしまう。 忙しい毎日の中に少しでも余白を見繕い、新しい文脈というノイズを受け入れられる感覚(全身ではなく「半身」で働く)を心がけてみる。確かに「最近インプットが足りないな」という時は心身の疲れのサインだと個人的にも思うので、これからも自身の気持ちのサイレンとして大切にしていきます。
- yayano@yaya72024年6月7日読み終わった90年代以降の話は同時代性しかないので、うわー!客観的に見たらめちゃめちゃ時代に飲み込まれてただけじゃん!と衝撃。自分で選んだはずが、時代に選ばされてきたわけだ。これからの時代は本が読める働き方をしたいし、著者の提言する「半身」の働き方に大賛成。 三宅さんの3ヶ月連続刊行、全部読みたいんだよな…とおもってはや数ヶ月。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年5月19日読み終わった自分が思っていることととても近くて良かった。 情報はノイズキャンセリングされたもの。知識はノイズを含んだもの。つまり読書はノイズ。ネットやゲームはノイズがない。ノイズを楽しめる働き方の提案書。 転職前は移動時間(それも眠くないときだけ)が読書タイムだった。今は働きながら、月に10〜15冊ほど読めている。 読めることの相対的な特権は置いておいて、働きながら読むならやはり電子かなと思う。安いしね。働きすぎな仕事や家庭や育児をしながら細切れ時間を有効に使うのは、やっぱり大事。 ノイズを受け取れるアンテナを立たせておくためにも、文字に触れておくのが、「読みたい」を促進させることになるのだと思う。 自分の仕事に引き当ててもかなり示唆に富んだ内容だった。