JUMPEI AMANO "民話運動とジェンダー" 2026年10月7日

JUMPEI AMANO
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年10月7日
民話運動とジェンダー
民話運動とジェンダー
高畑早希,
髙畑早希
〈本章では、彼女[=松谷みよ子]のライフワークだった①民話の収集、②再話、③「民話」をもとにした創作活動の三つが「戦争の民話」にまつわる活動のなかでどのように展開されていったかを明らかにし、その活動のなかで、戦争記憶を子どもに継承する課題に対して、松谷が母かつ創作者という立場からどのように応答したかを考察したい。〉(199頁) 第6章「戦争記憶を民話として継承するということ」読む。 〈母親たちの活動に「語りによる子どもへのケア」という動機があったことを否定したいわけではなく、母親や保育者の愛ある語りという価値づけが強固になることによって、不可視化されてしまう「民話」とケアの領域が存在したと考えられるのである。さらに、保育者として愛情をもって子を語り育てるという規範は、母親同士のエンパワーメントの契機になる一方で、民話をめぐる複雑な権力関係を不可視化させてしまう問題をはらむ可能性もある。〉(222頁) 第7章「「民話」を呼び水にした連帯に向けて」も読む。いちばん現代的な意義と試みのある章に感じた。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved