
風邪ひき
@damdamdan
2026年10月7日
読み終わった
金田一耕助初登場、つまり金田一シリーズ第一作。
先日、映画『八つ墓村』を観て、そう言えば横溝正史原作映画はたくさん観てるけど、ちゃんと読んだことないなと思って、手に取った。
本書の語り文でも言及されるが、当時の都会に住む読者からしても、田舎の旧家の世界は神秘性や怪談的怖さが入り込む余地のある『異世界』だったのだろう。
古い因習の残る田舎の和の世界+海外ミステリー的な理詰めのトリック(今回は密室)という組み合わせはやっぱり魅力ある。
やっぱり中盤にやっと金田一耕助が登場してからが俄然面白い。ポワロもそうだが、ちょっと抜けてる感じで笑いを誘う。(それが油断させるという利点でもあるが)
ただ終盤、金田一による謎の解説が延々続くのは、ちょっと長えな、と思った(笑)
それと、そんな面倒なことを!とも。
でもミステリー好きだから、というメタな設定が当時としても新しい感じがあったのかなと思う。今だと「オタクの心理をついた」みたいな設定。
あと、犯人の動機がキモいのだが、当時の刑事たちもキモさを感じてドン引きしてるので、「あ、書いてる人はまともなんだ」と思って安心した。







