
たにこ
@chico75_11427
2026年10月8日
友達じゃないかもしれない
ひらりさ,
上坂あゆ美
読み終わった
多分野に活動されているお二人の交換ノートを書籍化されたもの。
エッセイというよりは、お互いの印象を深掘りしつつ、自己分析していく感覚の書籍。「友達じゃないかもしれない」というのは、お互いのタイプが違いすぎるから。
相手への加害性のあるような際どい問いかけや主観もどんどん書かれていて、読んでいるこちらがハラハラしてくる笑
ただ、相手のことをこのように思いっきり分析して、その分析から自己を見つめ直すのは読者として貴重な体験をさせてもらった。面白かったです。


たにこ
@chico75_11427
友人と話している中で、ほんとうの成長というものは、「自分の操縦が上手くなること」なんじゃないか?という結論になりました。この世に全く同じ人間は二人と存在しないのだから、人によって操縦方法は違う。自分の取り扱いが上手くなっていくことで、仕事でいい結果を残せたり、人付き合いが上手くいったりすることがある。そのとき、「何かを成したこと」ではなく、あくまで「自分の操縦が前よりも上手くなっていること」に対して、私はそれを“成長”と呼びたい、と思いました。だから、ひらりささんがメンタルや注意力回復のためにデジタルデトックスという手段を取り入れていることも、私が今日喉の痛みを察知して早めに寝ようと思っていることも、自分という機体を上手く操縦するための、それぞれなりの圧倒的成長です。(P25)
パンプスが人間性を締め付けてここから先は狭くなる道ー十和田有『うたわない女はいない』(P44)
「自分の気持ちを否定することは、自分に対する暴力」と、私が好きな漫画家の椎名うみ先生が言っていました。他人に暴力を振るってはいけないように、自分に暴力を振るってもいけない。私は自分が個でありたいということ、自我を発揮したいということを、まず認めてあげようと思いました。自分が良くなかったのは自我が強いことではなくて、他者への思いやりがなかったことでした。自我を持った上でも、他者への思いやりを持ち、寛容であることはできるはず。(P56)

たにこ
@chico75_11427
他者を健全に尊敬するには、まず自分の土台の部分を肯定する必要がある、と、つくづく思う。「自分の気持ちを否定することは、自分に対する暴力」の言葉にも近いね。私は、私自身に敬意を払えるようになりたい。そして、なりたい人の恋愛対象になろうとするのではなく、自分が自分のなりたい人間になるんだ、と決意した。(P63)
「無償の愛」という言葉がある。
誰かを愛しているときに、愛し返してほしいと思う愛よりも、見返りを求めない愛のほうがより価値が高いとされている。愛し返すことを前提に子供を育てる親はいない。愛は一方通行。自己で完結することが尊ばれる、究極の自己啓発なのだ。(P109)
理由もなく目的も持たず、ただ生きるには人生は長すぎて、うっかり死んでしまいそうになるから。もしかして、死ねない理由を作るために結婚や出産をする人もいたりするのかな。(P155)

たにこ
@chico75_11427
習慣を作りたいけど難しいのでフィジカルと紐づけてする-川村有史『ブンバップ』(P158)
真の意味で自分を大切にするには、自分のキモい部分や欲求から目を背けない気と行動力が必要だ。(P176)
性格悪いのはなおらないしなおす気もないけど、もっとフェアでマシなやり方で、人間ひとりひとりと話していけるような人間になりたいとは思う。
だって、くさらず生きたいから。くさらず生きていくには、何歳になっても「自分はまだまだ変われる」と希望を持つしかない。(P187)