
くらげ
@kulage_jelly
2026年10月8日
李陵・山月記
中島敦
読んでる
読み終わった
この本の中にある、「弟子」という短編小説を読了しました。
孔子の弟子、子路という人間の一生を多様なエピソードを交えた描いた作品。
色々と語りたい箇所はあるのですが、
特筆すべきは、中島敦自身の考えや答えを一切載せていないという点です。
実話をもとにした作品ですから、それは基本なのかもしれませんが、それとしても彼独自の解釈などが完全に排除されているように感じます。
中島敦の作品は、どれも距離を感じるというか…。
だからこそ、読者にも問いを残す。
読者が考える余地を与える。
これだけ愛されるのも納得です。
ただ浮いては沈みを繰り返すだけの僕の脳では、
この問いへの明確な答えは出せていません。
いつか、出せるのでしょうか。
いいえ、思考放棄はダメですよね。
考え続けていけたら、と思います。
