李陵・山月記

22件の記録
- はら@haraheri_56562025年10月10日読み終わった作家の生涯に興味を持ったので読み始めたんだけど、注解の多さに苦戦。ページ数の割になかなか前に進まなかったが段々読み慣れてきて、最後は半徹夜で夢中になって読了してしまった。 どの話も中国古典ベースで大河のような内容。内容の濃さから、200ページ以上の読後感があって、読み終わった今、それぞれの物語の壮大さを反芻しながら呆然としている。 2025.8.24→2025.10.10
- いんとん@Going-kyo2025年9月30日読み終わったまた読んだ知り合いの若えもんに教えるために、山月記を再読。 音読したくなるリズムの文体がたまらない。それに加えて、昔習った時よりも李徴の人間臭さが身に染みる。名作だ。 若えもんにも良さが伝わったみたいで、嬉しい。(学校の先生のおかげですが) 李陵も良い。山月記より長くてちょいとしんどいですが。
- 冬の日@its-easy2025年8月29日読んでる疲労と老眼とたくさんの注解により、毎日後戻りしながら、少しずつ読んでいる。早く寝てしまえば良いのに、ちょっとだけでも読んで寝たい。登場人物が…あの人もこの人も…なんだか愛おしい
- すべての本読み読み委員会@nadare2025年8月6日読み終わった🐅✨『山月記』読書会done。英語教師フレンズから、猛獣の群れは英語で"pride"と呼ばれることを教えられフロアは湧いた😭 自尊心は重要なワードだ。/ 何というか… 『山月記』を超える短編ってもう一生出ない気がする。頭の中の"想像筋"が反射的に働き、虎の体温を感じ、白っぽい月光、慟哭の声まで映像化される感覚が心地いい。だから教科書に載るんだ!!!
- 読書猫@bookcat2025年3月11日読み終わった読み直した(本文抜粋) “人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。” “人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかも知れないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。”
- ゆけまる@yukemar_141900年1月1日かつて読んだオールタイムベスト国語の教科書で読んだ中でダントツに好きなのがこの山月記。文章のテンポと美しい対句表現が忘れられない。「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」ほんとに自分の表現力のなさを恥じるばかりだけど、天才すぎるよこんな表現。「格調高雅、意趣卓逸、一読して作者の才の非凡を思わせるものばかりである」これも声に出して読みたい日本語。なんか声での朗読を聞きたい笑 李陵もいい。読ませる。