李陵・山月記

16件の記録
- すべての本読み読み委員会@nadare2025年8月6日読み終わった🐅✨『山月記』読書会done。英語教師フレンズから、猛獣の群れは英語で"pride"と呼ばれることを教えられフロアは湧いた😭 自尊心は重要なワードだ。/ 何というか… 『山月記』を超える短編ってもう一生出ない気がする。頭の中の"想像筋"が反射的に働き、虎の体温を感じ、白っぽい月光、慟哭の声まで映像化される感覚が心地いい。だから教科書に載るんだ!!!
- 読書猫@bookcat2025年3月11日読み終わった読み直した(本文抜粋) “人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。” “人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかも知れないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。”
- ゆけまる@yukemar_141900年1月1日かつて読んだ国語の教科書で読んだ中でダントツに好きなのがこの山月記。文章のテンポと美しい対句表現が忘れられない。「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」ほんとに自分の表現力のなさを恥じるばかりだけど、天才すぎるよこんな表現。「格調高雅、意趣卓逸、一読して作者の才の非凡を思わせるものばかりである」これも声に出して読みたい日本語。なんか声での朗読を聞きたい笑 李陵もいい。読ませる。