
ぬ
@tanu-nu
2026年10月8日
夢の守り人
上橋菜穂子
読み終わった
@ 自宅
『すぐに役立たないものが、無駄なものとは限らない。むしろ、いつ役に立つかわからないものを追いつづけ、考えつづけるという、人の、この不思議な衝動こそ、いつか新しいものを見つける力になるのだろう。』
ノーベル化学賞に硤合憲三氏が選ばれた日に、ちょうど基礎研究の大切さと同じことを語っている部分に出くわして大変印象的だった。学問の徒に生産性や採算を求めるのは愚かなことだと思うので、国には基礎研究にちゃんとお金を出してほしい。
というわけで守り人シリーズ3冊目。読み始めたときは、今回はタンダの話かな?と思ったんだけど、トロガイ師の話だった。割と人でなしみたいな雰囲気を出しがちなトロガイ師だけど、実はあたたかい人だというのがよくわかる話だった。新ヨゴ皇国組も割と出てきて、1冊ぶり〜!と懐かしい気持ちになった。チャグムがどんどんいい男になっていくので、近所のおばあさんの気持ちで見守ってしまうな。あらまぁチャグムちゃんたら大きくなって……みたいな。
ところでこの守り人シリーズの世界、めちゃくちゃ色んな世界?と隣接してる不思議な世界観なんだな。色んなところが異世界?と接してて面白い。3冊読んで今のところシュガが好きです。真面目なインテリ男、いいよね。
