
soi
@soi_i22
2026年10月8日
ふたりの読書会
向井和美
読み終わった
読書日記
受刑者からの突然の手紙によって始まった往復書簡。それまでは受刑者=「あちら側の人」としか考えず、彼らをひとりの人間として考えたことがなかったという著者。しかし交流が深まるにつれて、「受刑者もわたしたちとなんら変わらない人間なのではないか」という思いへと変化してきている自分の考えに気が付くところは、読んでいる自分も全く同じようにどちらかに偏った見方になってしまっていたようで、はっとした。
〜彼はまぎれもなくわたしたちと同じ人間だった。しかしほんとうは、「こちら側」と「あちら側」のあいだにある「罪」の部分を深く突き詰めるべきなのかもしれない。〜
また、読書はひとり楽しむものだと私も今まで思っていたけれど、この往復書簡を読み終えてみて、自分のためだけの読書経験で本との付き合いを終えてしまうのは、ちょっともったいないことなのかもしれないと感じた。
〜本との対話があってこそ、自分に問いかけることができる。そしてひとりではそれが引き出せないのだ。読書会をすることで、自分を知るための道筋が言語化されていく〜
それぞれの読書体験を持ち寄り対話することで感動や喜びを分かち合えたり、思いもやらなかった自分の本音に気が付いたり…
誰かと語り合うことではじめて、読んだ本からの学びや自分への理解が深められていく。
これからは読書のことを気軽に話せる、そんな人との出会いも見つけて、さらに学びや喜びのある読書ライフを送っていきたいと思った。

