
Tomy
@books_tomy
2026年10月9日
トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー
ガブリエル・ゼヴィン,
池田真紀子
読み終わった
サムとセイディの30年近くにわたる愛の物語。恋愛や性愛でもなく友愛というのともちょっと違うと思う、傷つき傷つけ合いながらも自分の半身のように離れられない愛の物語。
北斎の神奈川沖浪裏が装丁として使われている理由が気になってたけど、割と最初の方でわかった。
最初は北斎が表紙でトゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモローというタイトルも相まって、すごくハイセンスでお洒落な印象を受けたけど、中身はゲームに人生を捧げたサム、そしてセイディの泥臭く生々しい人間ドラマになっていてそのギャップが良い。
2人が協力してゲームを作ってた時は読んでてワクワクしたけど、仲違いしてからは読んでて辛かった…最高のパートナーのはずなのに、どうしてこうも関係が上手くいかないのか。2人とも相手を思う気持ちはあるのに何かがちょっと足りてなくて、その何かが関係を破綻させるに十分過ぎたんだろうけど、読んでて歯がゆかった。
作中、実際の日本のゲームやアニメが出てきたりと海外の本なのにすごく親しみを覚えたし、ゲーム業界に与えた日本発のゲームの影響力を改めて感じた。
