トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー
51件の記録
K@weitangshaobing2025年11月24日読み終わった【ネタバレを避けて好きなところ引用】 この世はすべて不変と見えて実はそうではないのだと思った。子供じみた遊びが命を奪うかもしれない。友達が消えてしまうかもしれない。どれほど必死に自分を守ろうとしても、もう一つの結果になるおそれはつねに背中合わせだ。人は誰でもせいぜい人生の半分しか生きていない。ふとそんな風に思った。これまでの選択の積み重ねとしての人生がある。そしてもう一つ、捨てた選択肢が積み重なった人生がある。ときおり、そのもう一つの人生の存在が、いま現実に生きているほうの人生と同じくらいリアルに感じられることがある(p.221) 傷を舐めて癒やすことに執心していた。よく考えるとおかしな表現だ。だって、舐めたりしたら、傷はかえって悪化するのでは? 口のなかは黴菌だらけなのだから。しかし、人は自分の傷の味に耽溺しがちであることをセイディは知っている(p.340) このホテル、すごくかわいい。見る人全員を殺したくなっちゃう(p.428) 関係の一つの段階が終わりを迎えたとしても、そこからまた新たな関係が始まると信じることだ。愛とは定数であり、同時に変数でもあると知っておくことだ。(p.463) 「それ、狂気の定義じゃない? 〝狂気とは、同じ事を繰り返しながら、異なる結果を期待することである〟」(p.609)
そろんご🌈@Solongo_322025年9月2日読み終わった平日なのに一気に読んでしまった!ゲームをプレイしてるような読書感。この本はゲームについての小説だけど、働くことについての小説でもあるんだよね。でもポケモンが出てこないのはなぜ?
藤子@fskxx2025年4月21日読み終わった久々に寝るのを惜しんで後半は止められず一気に読んでしまった。表現を全部飲み込めた訳ではないけど、フィクリーと同じ著者なんだなぁと作風の違いに驚く。ゲーム音痴でも大丈夫だけどゲームが好きな人の感想も聞きたい。サムとセイディ、マークス、彼らが好きなゲームの事をこれからも何度も思い出すだろう。


あるる@aru_booklog2025年4月5日読み終わったまどろっこしいいい〜!生き方が大変に不器用で口下手な最高なパートナーでもあるサムとセイディの仲直りへの道のりをやきもきしながら読みました。マークス以外に仲良くなれそうなキャラがいない!!ゲームはやり直しがきくし、完璧を目指せる。そしてタイトルがじわじわと効いてくる。



イイヤン@h_d_d2025年4月2日かつて読んだ子供の頃に病院で出会い、入院中にいっしょにスーパーマリオを遊んだことをきっかけに将来ゲームクリエイターとしてかけがえのないパートナーになるふたりの物語。誰よりもお互いを認めあうけれども致命的なすれ違いを繰り返し、壊れかけていく友情をゲームがかろうじて繋ぎ止める。 正式な記述は忘れたけど「ゲームでいっしょに遊ぶことはもっとも他人と深く繋がる行為だ、セックスよりも」みたいな言葉が印象的。 新しくローンチするオンラインゲームのサーバを稼働させるとき、主人公の1人であるサムが「光あれ!」って言いながら電源を入れるシーンがあって、そんな小粋なことをとっさに言わんやろと思ったけど、外国のクリエイターは普通にそういう芝居がかったことをとっさに言いそうな気もする。スティーブジョブスとか。


あるる@aru_booklog2025年3月20日読んでる半分ぐらい!セイディがとても欲深く見えているんだけど、一方で彼女に起こった出来事はあまりしっかり描かれていない気がする。青春と人生の儚さをひしひしと感じながら読み進める。



nekomurice@nekomurice1232025年3月13日読み終わった映画化されたらいいなと思いながら読んだ。サムとセイディは友情、愛情以上のもので繋がっているんだな。*「明日、また明日、そしてまた明日"[中略] プレイを続けてさえいればいつか勝てるという希望だ。」
エマ子@emma-05082025年3月11日読み終わった「誰かと一緒にゲームをするには自分を解放し、さらけ出し、傷つく覚悟が必要」「信頼と愛がなければできない」という言葉が印象的だった。 要はものすごく感情を揺さぶられる行為なわけで、一人で黙々とやるゲームばっかり選ぶ理由はこれだなと気づかされた。毎朝生放送で対戦ゲームやってるラヴィットのすごさ… セイディは欲張りな女だな〜とイライラしながら読みました。


































