
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2026年10月10日
言葉の森のかくれんぼ
チョン・スユン,
斎藤真理子
読み始めた
斎藤真理子さんとチョン・スユンさん、日韓の翻訳家の往復書簡。
斎藤真理子さんとくぼたのぞみさんの往復書簡『曇る眼鏡を拭きながら』も好きだったけど、こちらもとても読み応えがある。
まず二人とも文章が素晴らしくぐいぐい読んでしまう。
スユンさんは日本語で書いているみたい。
そういえばスユンさんの小説『波の子供たち』(翻訳は斎藤真理子さん)を読みさしのままにしている。読まなくては。
スユンさんにとって創作と翻訳はレコードのA面とB面のようなもので、創作は太陽の子どもたちで翻訳は月の大人たちという表現をしていたのが印象的だった。
またハン・ガンの『別れを告げない』についてのそれぞれの語りはとても興味深く読んだ。
済州方言は韓国人でも聞き取ることが難しく、日本語でコミュニケーションをとったとか。
スユンさんが「言葉の通じない相手を軽んじて下に扱う」みたいなことを書いていて、戦争や侵略を行う思考の根源ってこういうことなのかもしれないと思った。
相互理解に心を砕くのではなく、文化を押し付けることで征服するのはとても傲慢だ。
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【メモ】
『水滴』目取真俊
『目の奥の森』同上
『波の子どもたち』チョン・スユン









