おとわ "古本食堂" 2026年10月6日

おとわ
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@mofbook
2026年10月6日
古本食堂
古本食堂
原田ひ香
鷹島古書店の亡くなってしまった元店主のお人柄をはじめ、引き継いだ珊瑚さんも、その親戚の美希喜ちゃんもみんな愛すべきキャラクターでいつの間にか引き込まれていた。 なかでもファイヤーしたいと経済書、自己啓発本、株式投資の本を沢山読んでいた建文さんのセリフ「文芸とか研究書以外の本を読むやつは資本主義に魂を売ったダメ人間、邪道だと思ってる」にグサリ…ダメ人間とは全く思っていないけど、これらの本が本屋さんに山積みになるくらい需要があることに驚いてはいた。たしかに…ジャンルが違いすぎるからそう言われてしまうと同じ読書家でひとくくりにはできないような…いや読書家ではあるんだが…みたいな気持ちになってしまう。美希喜ちゃんにファイヤーしたらどうしたいのか聞かれて、彼がじつはどこか虚しさを感じているところも今の自分には刺さった。ファイヤーは全く目指していないものの将来のためと思いながらひたすらお金を貯めてどうするんだ??という悩みに襲われるこのごろ……。 古本屋を舞台にした作品がやっぱりすきだなー! 出てくる作品にも興味が湧くし、古本屋での本の出会いは素敵だ。新刊書店にはないものがある。 気軽に入って悩み事を相談して、そしたらピッタリの本をおすすめしてくれる…そんな古本屋さんが実際にもあるなら是非行ってみたいなあ。 続編もあまり間をあけずに読みたい。楽しみ! 〈古本屋さんは私たち学者と同じように、本や物語といった文化を後世に残す、そういう輪です。だから、私は皆さんを尊敬しているし、同志として信頼している〉
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