
えい
@shibamoti
2026年10月10日
御馳走帖改版
内田百けん,
内田百間
読み終わった
エッセイ
@ 自宅
内田百閒、エピソードはざっくりといくつか知っていたが、著作を読むのは初めて。
とんでもないエピソードも多い人だが、確かに変わり者でこだわりも強い。そのくせ何処か愛嬌があり偏屈で嫌な奴とは言い切ってしまえない人柄なのが、「錬金術」が可能になった理由なのかもしれない。
冒頭の日記抜粋部分から本文全体の隅々に至るまで、食べ物、酒、煙草に対する執着の強さ、そして几帳面なんだかずぼらなんだか分からないちょっと面倒臭い人柄を感じた。
明治は日本の食の大きな過渡期だったのもあり、現代に生きる自分には新鮮な認識も多く興味深い。
文語体なのでもちろん読みやすくはないし、漢字も当時の当て字など多く(三鞭酒など)戸惑うのだが、そういう部分があっても読めるくらいに内容自体は緩めだ。
