御馳走帖改版

御馳走帖改版
御馳走帖改版
内田百けん
内田百間
中央公論新社
1996年9月18日
11件の記録
  • torajiro
    torajiro
    @torajiro
    2026年9月19日
    内田百閒の「食」に関する随筆集。最初に刊行されたのは1946年ということで、戦後すぐの混乱期。戦中や戦後すぐの食事事情を綴ったものもあれば、戦前のもの、幼少期を懐かしむものなど百鬼園先生らしく、時系列もテーマも書き振りも縦横無尽に描かれています。本書はその後何度か再刊され、追記もなされた版ということで400ページ程の大ボリュームになっており大変満足致しました。戦中・終戦直後の世情というのは本書のテーマである「食」についても非常に厳しいものもあったのだろうと思いますが、百鬼園先生の筆にはそのような様子はあまり見受けられず、日々の食事やお酒、そしてそれを介した人との関係を自然に楽しみつつ、ただ書き振り的にはそんなに楽しそうだったりご機嫌だったりする感じもしない淡々とした様子がいつもの魅力です。 個人的にはやはりなんといっても回りくどいまどろっこしい文体が大好きです。本作のお気に入りは『喰意地』の 「いつぞや本社の人から缶詰を数種貰ったところが、缶詰と云ってもそれは私がさう思っただけの事で、この頃の事であるから容れ物は大概罎であった。それでは罎詰を貰ったのかと云ふに、私の気持ちは素直でないから、缶詰が罎に入れてあると考へて中身を賞味した。実は果物などは輸送上の事は別として、金気の缶に入れるよりも罎に入れた方がいいかも知れないと思ひながら、桃の缶詰の罎詰はうまかったと云ふ風に廻りくどく考へた。」 という件。こんなの真似しようものならただのうざったらしい文章にしかならないのでやっぱりすごいなぁと思うのです。
  • torajiro
    torajiro
    @torajiro
    2026年8月29日
  • hontoさんの本ガシャで来て以来、妙にハマって定期的に読み返してしまう。 戦後の温度感だとか、食べ物に対しての感覚が今とはまったく違うから面白い。 カステラの話がおかしくて、妙によく覚えてる。 カステラは少しずつ食べる上品なお菓子、だからどんと1本入っているのは、ちょっと不気味。 食べ物とそれにまつわる思い出って、時代を飛び越えて楽しいもんだなあと思った。
  • past
    past
    @lemur_531
    2026年5月10日
  • 藤崎
    @fujisaki
    2026年5月10日
  • amari
    @amari
    2026年5月1日
  • torajiro
    torajiro
    @torajiro
    2026年2月28日
  • palblu
    palblu
    @palblu
    2026年1月1日
  • 薄荷
    薄荷
    @peppermint
    2025年11月29日
    『御馳走帖』買うの何冊めだろう。読みたいと思ったときに限って貸していたり、あげてしまっていたり、紛失していたりでいつも手元にない。たぶん、相性だと思う。
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