
りな
@yuiquartz
2026年10月10日
星の時
クラリッセ・リスペクトル,
福嶋伸洋
読み終わった
久々の海外文学。
はじめまして、ブラジル文学🇧🇷
読むキッカケは、映画の予告が日本人が好きそうな「可愛らしい」雰囲気を纏っていたから。
原作あるなら原作読んでみようと思い購入。
ざっくばらんに、小川哲さんの「言語化するための小説思考」と村田沙耶香さんの「しろいろの街の、その骨の体温の」が混ざったような作品。
この作品に出てくる「無知」「幸福」「不幸」。
ちょうど十二国記シリーズの新作の「幽明の岸」では「無知の罪」を小野主上は手厳しくしていたけど、この作品は逆。
マカベーアの無知は恋人や同僚に美味しくいただいている。
マカベーアの無知で優越感を得ていたのだろう。
彼女も彼女で、それに対して彼女の幸福の色がより濃いめ抽出していたのだろう。
幸福か不幸かは「知」の有無による?
作者は、こんな女性がこの世の中からいなくなって欲しいと願っていたのかな?
でも残念ながら令和の日本にもいても不思議ではないのよね。
マカベーアは、一時期話題になった「みいちゃんと山田さん」のみいちゃんに似ているところがあるなぁって。
(マカベーアのほうがみいちゃんより生きることを真面目に捉えているイメージ)
マカベーアが登場するまでの、ロドリーゴの語りはしんどかった(笑)
解説やらあとがきを読んだは彼の存在の拒絶感は薄くなったと思うけど…
映画→また再読したら、彼の存在は愛せるのか?
今年出会って・読んで良かった作品の1つになりそうです。
(ただし、「ベスト」とはちょっと意味が違うかな…)




