
ゆい奈
@tu1_book
2026年10月10日

パパ・ユーア クレイジー
ウィリアム・サローヤン,
伊丹十三
読み終わった
P144「虎や鳥や虫やいそぎんちゃくやムール貝やなんかと共に生きているということーーー大いなる悲しみと孤独な記憶を持つということーーー神がたまたま作ったところの動物としてわれわれが生きているということーーーめいめいの人間がめいめい彼自身であるということの、なんという面白いことだろう。」
父と子の親子という間柄でありながら、しかし人と人という個としての、それは、あなたはあなたわたしはわたし、というような、ひとりずつが生きていて、ひとりずつにみえる景色があることの、その不思議さと面白さ。生きていることがすべてで、生きていないことは淋しい。過ぎ去ってしまったことを悲しむのではなく、明日また新しい一日がはじまる喜びをかみしめたい。今年のベスト本です。なんて愛おしい一冊なのでしょう。この先、何度も読むだろうな。









