
ベラ
@mandarin1017
2025年4月11日

親といるとなぜか苦しい
リンジー・C・ギブソン,
岡田尊司,
岩田佳代子
読み終わった
4/11 読了。
いわゆる毒親のことを精神的に未熟な親、と規定している。精神的に未熟な親に共有する特性や4タイプに分けてる。毒親〜と一口に言っても様々なパターンがあるので助かる。自分の親これかなあと思いながら読んでいた。
自分は自分の人生において親との関係性故に悪影響をもたらされた、とは思っていないし自信の喪失や人間関係構築の難しさなども感じていないけれど、振り返ると幼少期の親との関係性はあまり健全とは言えなかったこと、親からの執着が重たく親元離れてからの帰省がしんどくなったこと、親と話すことがなくなったなど自分の気持ちの面で変化があり自分としては自分の生活が確立して親離れした証拠なんだろうけど子離れしてくれなくてなんとも。。。と思いつつ親を突き放すことにも罪悪感を覚えるのでこの手の本に何か助けとなるような考えがないかヒントを求めてる。
多分一番寛容でかつ難易度も高いのは親が「親」である前に1人の人間、それも未熟な部分もある人間であると客観的に認識して認めることにあると思う。
ここが一番難しいし、逆に言うとこれができると結構楽になるように思う。本書にも記載があるがやっぱり子にとっての親は当時は絶対的な存在で神に等しく、親が間違っているなどとは思いもよらなかったので。親にNOと言ったり親の期待に応えないことは悪いことのように思えてしまう。でもそうではないのだと思えるようになればかなり楽だ。


