七乃はふと "倒立する塔の殺人" 2026年10月12日

倒立する塔の殺人
「愛らしくて憎らしい貴女へ」 女学校の生徒が見つけた一冊のノート。それは憧れの人が遺した物だった。 読み進めていくと、虚構と現実が蔓のように絡まっていき……。 戦中という令和よりも死が身近だった時代。 マッチ棒のような拠り所を見つけ拒絶されても求め続ける女性達が、硬質で冷淡なのに血の通った文体で描かれています。 そんな不器用な生き方を、胸に秘めている貴方に読んでもらいたい一冊です。
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