倒立する塔の殺人
23件の記録
- 七乃はふと@Nananohahuto_3512242026年10月12日読み終わった感想「愛らしくて憎らしい貴女へ」 女学校の生徒が見つけた一冊のノート。それは憧れの人が遺した物だった。 読み進めていくと、虚構と現実が蔓のように絡まっていき……。 戦中という令和よりも死が身近だった時代。 マッチ棒のような拠り所を見つけ拒絶されても求め続ける女性達が、硬質で冷淡なのに血の通った文体で描かれています。 そんな不器用な生き方を、胸に秘めている貴方に読んでもらいたい一冊です。
ましまろ@masimarock2025年11月29日読み終わった本屋さんでおすすめされてるのを見て衝動的に買ったは良いけど、戦時中の物語なことを知って正直なかなか頁が進まなかった本。 けれど、途中からは続きが気になりとても面白く読めた。難しいけど。 ノートの中のおはなしと、現実が交錯して謎ばかり。読み終えたら、その謎解きなんてどうでもよくなっている。 少女時代に読んでいたら、どんな感想を持っただろう。

しまうま@shimaumova2025年11月12日読み始めた初めての皆川博子さん。 耽美なミステリーだとか聞き、わくわくとページをめくっている。 ただし序盤の戦時中の話に、人の容姿の瑕疵をあげつらったあだ名がわんさか出てきて、ちょっとむぐぐ、、、となっている。時代が時代だから、まあしょうがないんだけど。



りら@AnneLilas2025年10月10日読み終わった学園小説女同士の絆と軋轢昭和WW2@ 自宅百合を匂わせた少女小説と見せかけて、蓋を開けてみれば凄まじい構造をなしたミステリーで嘆息。 戦時下の女子学生にわずかに許された戯れとして瀟洒なノートに書き継がれた創作小説と手記、教師館を付設したミッションスクールの礼拝堂、もんぺ姿で踊られるワルツ、シーレやココシュカの絵画への憧憬、そして咽せ返るようなジャスミンの香り。 これが元はヤングアダルト小説として刊行されていたなんて…。ローティーンの頃にこの本と出会えた人が羨ましい。 私が読んだのはピンクの装画の文庫本だけれど、今は改装されているみたいで、カロライナ・ジャスミンが背景に描き込まれた今の装画のほうがずっといい。 ショパンのポロネーズ第4番を聴きながら。



ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2025年3月30日読み終わった作中のリレー小説と手記が徐々に真実を浮かび上がらせる、緻密な入れ子構造にクラクラする。戦時下でも文学や美術を愛し、合唱やワルツを楽しむ女生徒たちが気高い。 読後は思わずジャスミンティーを淹れてしまった。

























