
ハム
@unia
2025年4月12日

NEXUS 情報の人類史 上
ユヴァル・ノア・ハラリ,
柴田裕之
読み終わった
おもしろい。
歴史の事実はひとつなのに語りの切り口を変えるだけで浮かび上がるイメージがガラッと変わる。
サピエンス全史の流れと同じ部分もあるものの、情報ネットワークという補助線を得て語られる宗教、教会、官僚制、そして、民主主義vs全体主義などの歴史の概観は新たな視点をくれる。
情報との向き合い方において真実を取るか秩序を取るかで人間の振る舞いから政治体制までに影響するダイナミクスの説明はおもしろすぎる。
下巻も楽しみ。



