無限の上機嫌! "石灰工場" 2025年4月11日

石灰工場
石灰工場
トーマス・ベルンハルト,
飯島雄太郎
中原昌也がエッセイ集のなかで「読んだほうがいい」といっていたので、読みはじめた。  冒頭から、だれだかわからない人物の名前が次々にあがり、そのなかの一人で石灰工場に住んでいるコンラードという男が、病気の妻を射殺したことが語られる。そこから、かつてコンラードがこんなことを言っていた、という知人の証言が延々とはじまる。二時間ぐらい読んだが、延々とつづいている。  タル・ベーラの映画みたいに荒涼とした世界。
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