
Kaori
@Kaori_behappy
2026年10月12日

湾
宮本輝
読み終わった
連休最終日、黙々と最後まで読み進めた。ほぉ…っと息を吐きたくなるような読後感。
舞鶴湾の美しい情景と、様々なことが起こりながらも、淡々と静かにすすむ語り。人の生きる様、家族について。
じぶんの家族や親戚や幼かった頃の景色や、もうずうっと前に亡くなっている祖父たちのこと、会ったことはない祖母たちのこと、わたしの知らない若かった頃の両親のこと、彼らの故郷の景色、そしてこれからも続いていく家のこと、そんな様々なことを思いながら読んだ。
ずっとずっと続いていくなにか。
この物語にはいつもそこに「湾」があって、変化があっても、そこにある景色や空気が生きる力をくれる気がした。
読めてよかった。
おそらく自分では手にとらなかった本。出会わせてくれた友人に感謝。
本との出会いは、思わぬところからやってくる。




