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14件の記録
ここの@kokono2026年8月24日読み終わった久々の読後感。 なんとも言えない静かな音がずっと響き続けて、その余韻を味わい続けたくなる。 こういう読後感が得られる読書というものに久しく触れていなかった、とまず思った。 声を殺して泣くような、そんな嗚咽泣きがしばらく止まらない。 読み始めは、忙しい日常の合間に読もうとするには、なかなか気力と体力がいる感じだったけど、なぜかこの本は併読ではなく読み切ろうと思ったのが良かったのかも。 どっぷりとこの世界観に浸ることができた。 半分過ぎたあたりからは、もう宮本輝ワールドにどっぷりで、読むこと自体が幸せを感じるような。 読書筋の鍛え直しには最適だった。何に感謝しているか、ひとえに言い切れないけど、いろいろなこと全てに感謝。 今改めて、この読後感は、ポールオースターのムーンパレスを読み終えた時と似ていると思った。(もちろんストーリーは全く違う) となると、次はムーンパレス再読か。 いや、気になっている百年の孤独か。 読みかけになっている「一万年の旅路」にするか。



yuki@buch02182026年8月2日きらきらしてるなぁ。思い出がきらきらしてる。 故郷があるという幸せは、時間と共に大きな大きな心のよりどころになってて、当時見えてなかった色をいくつもつけて待っててくれる。 ほんとにいい作品でした。
- あここ@hanyako22026年7月12日読み終わったこれの前に読んだ大作「潮音」のように時空を当時と今に自由に行き交わせながら紡ぐ異父姉弟の話。 私自身が先日父を亡くし、年も取ったせいか、語り部となる74才の主人公と一緒に10才から成長してしまうことは割と自然な感情移入であった。 この本を若い頃に読んだらもっと違う感覚・感想であったろう。 それは、それぞれの登場人物の亡くなった年代、年齢が何度も描写されることに起因する。 私は、何者にでもまだなれる!という大志を抱くほどには若くない。 かといって、いくつになっても夢を見たり冒険したりできるのだ、と息巻く日もある。 そして、その次の日にはまた、どう楽観的にみても、30年は残されていない自分の人生が、本当に最後の花咲かせるための最後の準備期間に入ったと感じるのである。 だから、物語の中で順番に周りのみんなが老いて亡くなり、週末の墓参りのために電話口でそれぞれの名を連ね、手の甲で涙をぬぐった74才の主人公に共感してしまい、ふいに寂寥感が私を襲い、私までも涙してしまった。













