
Ayako
@aya_rb
2026年10月13日
読み終わった
サイノフォン・スタディーズという新たな視点。チャイニーズ、では中国という国家と結び付けられてしまう。イングリッシュ/ブリテッシュの違いのように、国家との結びつきから切り離して、台湾の土壌で育まれ、成熟したたものについて語ること。
複雑なものを単純化せずに受け止め、曖昧さに向き合うことの難しさ、そしてそれを語ることの難しさを感じた本でもあった。でも、その態度は、安易な二元論に陥らないためにとても大事なものだと思う。
その一方で、新しい呼び名を作ることの大切さと、名づけることの難しさを感じる内容でもあった。
台湾に行く前に読もうと思いながら、途中までになってしまい、旅の記憶を思い返しながらようやく読み終えた。
著者はアカデミズムの研究者ではなく、いわば在野の研究者?と呼べばいいのかな。あいだで生きる人でもあるように感じた。マージナルなところにまで目を凝らしていくような視線に好感が持てた。








