黒ねこ "君のクイズ" 2026年10月14日

黒ねこ
黒ねこ
@kofuyu2299
2026年10月14日
君のクイズ
映画館でこの本が原作の映画の予告を見て、「問題が一文字も読まれぬうちにクイズに正解できるのか」が気になって購入。 面白かった。まさかそんな方向で決着するとは思わなかったけれど、納得の終わり方だった。 ただ、個人的にはあまりミステリという印象を抱かなかった。 なぜかと考えると、ずっと、主人公がクイズを解いている気がしていたからだと思う。 確かに思い返せば、資料を集め、人に話を聞いている。 どちらも『推理』の過程だ。 でも本人の内省だと思われる部分や記憶を思い返していることが多く、さらにその際にクイズの問題も多々出てくるので、推理だとは思わなかった。 その考え方自体がすでに、主人公のクイズに対する向き合い方の影響を受けているのかもしれない。 高校生クイズや中期の東大王などは時々観ていたので、なんとなくクイズのスペシャリストはこういうものだというイメージはあったけれど、もっと深かった。 これはクイズをスポーツとして掘り下げたこれまでにない小説と言っていい気がする。
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