
スウ
@suu_hana
2026年9月20日
らんたん
柚木麻子
聴き終わった
恵泉女学園の創設者、河井道の人生をもとにしたフィクション。恵泉女学園の卒業生である著者が創作を交えて書いているのがまた感慨深い。色んな有名人も登場し、特に嫌味なお坊ちゃんとして描かれる有島武郎の存在感は大きかった。戦争中に学園を維持させるために戦争協力せざるを得なかった中、有島武郎が幻影となってしばしば道の葛藤を揺さぶりに現れる。ただ悩んでるというより押し殺した感情をよく表せるのだろう。一色ゆりとのシスターフッドは素晴らしいが、自分はそんな親友はいないなと我が身を振り返り一抹の寂しさも感じてしまう。
