らんたん
23件の記録
あまね@sennadasilva2025年11月14日読み終わった図書館本@ 自宅くたびれた。片手で持てないほど本が重かった。 実在した人物 河合道についての本。ノンフィクションというには甘く、小説というより河合道と仲間たちの話というか年表みたいな? まるで朝ドラというレビューがあったが言い得て妙。次から次へとよく知る人物が通り過ぎていく。kindleではないので逐一ググるのは面倒くさかったが、登場し少し道と関わりフェードアウトなので、何した人だったっけ?と近代史など忘却の彼方である私は確認するしかなかったのである。 厳密に言えば河合氏はクリスチャンではないと思う。キリスト教の受け入れられる部分を信じていた人だと思う。 シェアというよりノブリス・オブリージュに近い感覚を受けた。一色夫妻がすごいな、と。 最初に出てくる一色乕児、この人、最初以外ほぼ登場しないし、何をしたというわけでもないけど、妻と道のシスターフッドを支えたのは間違いなく彼なんじゃないかと思う。



鷹緒@takao_tanka2025年8月8日読み終わった明治、大正、昭和の時代に、こんなに精力的に飛び回る素敵な女性がいたなんて! 河井道先生に限らず、近代日本史において語り継ぐべき魅力的な女の人がこんなにたくさんいるのに、日本史の授業で彼女たちの存在がほぼスルーされてきたの、マジでマジそういうとこやぞって感じっスね!! 余談ですが、朝ドラや大河ドラマに出てきた人物はそのときの演者さんのイメージで読んでしまうので、村岡花子と伊藤野枝がわたしの脳内では吉高由里子ちゃんによる一人二役になってしまいました笑



鷹緒@takao_tanka2025年8月8日読んでる借りてきた朝ドラのヒロインのモデルになった女性たち、女子教育、婦人参政権のパイオニアなどが続々と登場してきてウヒョ〜!と喜んでたらとうとう児童文学界のアベンジャーズが一人・石井桃子先生まで登場したので躍り上がって喜んでいます
空尾@0s0ra02025年6月7日読み終わった柚木さんの作品を読むのは4作目。うーーん、今までの中で一番ピンとこなかったな。実在の人物をモデルにすると、どうしてもエピソードが羅列されてしまう傾向が生まれて、これまで読んだ作品にあったグイグイと引き込まれるような勢いを感じられなかった。あと、3部の天皇制への疑義や戦争責任への言及は苦し紛れの感もあり…結局「ホワイトフェミニズム」に憧れているだけ、とも読めてしまうんだよな。 ただ、歴史の中であまり語られてこなかった女性たちを描き出そうというのは大事だと思うし、今までにない角度からこの時代を見られたのは面白かった。ラストも好き。あと、恵泉女学園についてついつい調べてしまった!
夏しい子@natusiiko2025年3月8日かつて読んだ面白かった! 坂の上の雲みたいなドラマにしてほしい小説だった。 実話をもとにしてあり、戦時中の大変な時もあるから 楽しい話ばかりではないけれど、それであっても ずっと読んでいたくなるような心地よさもあった。 道先生は有島さんが本当は好きだったのかな。 まぁ有島さんは道先生が好きだっただろうけど。
本読みの旅人@hi_tommy9302025年1月17日読み終わった徳島行の夜行フェリーの船中で一気読み。 明治/大正/昭和という激動の時代に、日本女子教育に尽力した河井道というパワフルな女性がいたことを知らなかった。最高のシスターフッド作品。作中の「日本は提灯型、欧米(キリスト圏)は街灯型」という言葉が今にも通じ、印象に残っている。※今はどこも提灯型になりつつあるが











