
Jenの日常
@jennonichijo
2026年10月14日

光と糸
ハン・ガン
庭の植物の話になった時、とてもホッとした。
著者の持つまるでガラスのような繊細な感覚、死に肉薄していく生活に、生々しくてでも地面にちゃんと根を張っている、「植物」という「生」の要素が加わった。
あぁ、なんという安心感!
いつ、あちら側(死)にいってしまうのやら、と思いながら読んでいたのが一気に潮目が変わった。
そして私は、私の中の無意識のうちに死から遠ざかろうとする本能に気づく。
ページの向こう側に見える瑞々しい庭の気配を感じながら、しおり紐を挟み、本を閉じる。
続きはまた明日。
