はぐらうり "思い出すときには、すべてのも..." 2026年10月14日

思い出すときには、すべてのものがまるくなっていてくれ
恋愛がわからない、という女子高生。わかることと、わからないことは何が違うのか。べつに何も違わない。 人はそれぞれ違っており、わたしはあなたではないし、あなたはわたしではない。大前さんの小説はいつも根底にこの価値観があるような気がする。それはとても共感できる。 何が正しくて正しくないのか、自分の尺度から抜け出せない男子校生の行動に苦しくなる。本人もまだ気付けていないようだけれど、苦しいだろうな。 ラストもラストに書かれている文章が、自分が高校生くらいからずっと思ってきたことと同じでどこか救われた気になった。 幸せにならなきゃだめだ誰一人残すことなく省くことなく 加藤千恵 この歌がとても好きだ、昔から。
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