猪 "水車小屋のネネ【毎日文庫】" 2026年10月16日

猪
@ibu4_618
2026年10月16日
水車小屋のネネ【毎日文庫】
人の親切、良心に、心をゆっくりしっかりほぐされるような感覚を覚えた。寄せては返す波のように優しさが続いていくこの物語の世界の中で、そこの中にいる時間は自分自身も優しくなれるような気がする。 人の良心に支えられて、また自分も時に誰かを支えて生きていくという生き方を、自分は今できているのだろうか。知らず知らずのうちに、すベて自助努力で解決しようとして、自分にも他人にも優しくあることが下手になっているのかも。 常に成長を求められ余裕がなくギスギスした東京で過ごしているからこそ、対比的に、優しさに溢れたこの物語の世界がファンタジーに思えてしまう。けれども、どこにいてもそういう世界を自分の周りで作っていくことはきっとできるだろうし、まずは自分が人の良心に敏感でありたいと思った。
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