水車小屋のネネ【毎日文庫】
122件の記録
Lusna@Estrella2026年7月31日読み終わったすごく骨太な物語だった。 最初、母の婚約者がうちの父の若かりし頃に似ていて、苦い記憶が蘇ったけど、それを凌駕する素晴らしい物語だった。 「眼述記」の著者が夫の介護をほっぽり出して読みたくなったと書いていたのも頷ける。一気読みした。またいつか再読する。







7@hi_na2026年7月20日とにかくネネが賢いしかわいい。 (母親とその婚約者以外は)良い出会いがたくさんあって、その人達にたくさん助けられた分、自分達が助ける側にもなって。とても良かった。 ずっとずっとネネと律の掛け合いを読んでいたかったな。







さな@trafficuuu2026年7月20日読み終わった本当に読んでよかった。人に優しくしよう、誠実に生きていこうと思わせてくれる作品。ずっとこの物語の舞台や登場人物の生活を眺めていたくなって結構な長編だけど、まだまだ終わらないで欲しいと思った。 「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」帯にも書かれていたこの一文が大好き。こう言い切ってくれる力強さ。そしてこの言葉を発する登場人物の生き方を知ると説得力がすごいし、私自身の励ましにもなってくれた。 実家で過ごしていた小学生、中学生の頃、地域の人とのつながりは今以上にあって、その頃を懐かしく思い返しながら読んでいた。そしてもう会えない人のことを思い出す度、この物語のようにその人が私に向けてくれた良心にもっと気付くべきだったなと、少し反省した。 あと、全く関係ないのだけれど、笑い飯哲夫さんがやっている寺子屋の話を思い出した。
- むこうやま@65yama_kana2026年7月19日読み終わった〈「がんばって」 最後に律の手を固く両手で握りながら、研司は言った。自分の中には確かに、この若者の良心の一部も生きているのだ、と律は誇らしく思った。〉 律のモノローグが始まる2001年に入ってやっとこの作品の全体像が見えた気がした。律が地域コミュニティのなかで受けてきた贈与、ケアしあう関係性をまた返していく、つながりの環、積み重ねのような40年。この環からこぼれ落ちる人がいないように、という著者の祈りが聞こえるような、温かい作品だった。美しかった。 津村さんは子どもの逆境体験をよく書くけど、湿っぽくないのが自分は好きなんだと思う。 ただこの作品にかぎらず、現代小説の書き手は逆境体験を描くわりに、社会福祉(制度も使い手も、ワーカーも)を描くことをしないよなぁ、とふと思った。 ※以下、ちょっと気になったところ…※ 理佐が、自身と境遇が似ている、孤独な青年と当然のように結びつく、あのあたりの雰囲気がちょっと苦手だった。「籍を入れる」という表現も、津村さんどうしたんだろうかと初めて思った。律が同性と付き合っていた、という設定も、一文サラッと出して終わりで、バランスを取るための素材として出てきた感がどうしても否めなかった。





きよ@kiyomune2026年7月18日読み終わった決して軽いものではない登場人物の不幸に、ドラマを持たせすぎない塩梅が、いつも絶妙で唸る。 でも、どんな人でも当たり前に生きているわけで、私たちはどれだけのものが見えないままに人と付き合いを重ねているのかしら、と毎回ぼんやり思う。


charoko@Reads19702026年7月16日読み終わったずっと読んでいたいと思いながら読んでいた。 幸せな時間だった。 理佐という名前になってネネに「りーすぁーちゃーん」って呼んでもらいたいなぁとか、ガムテープを使い終わるとネネために取っておこうかとか考えるちょっと狂った読書時間を体験した。 そして美味しい蕎麦食べたい。




tsubaki_fuyunohana@tsubaki_20252026年7月12日読み終わった大切に大切に読んでいたのですが、最後は一気にまとめて。 津村記久子さんは、もともとすごく好きな作家さんです。日本で一番信頼している作家さんでした。 でも今回の小説で、一生信頼する作家さんになりました。 最初の方、姉妹の境遇と、その発端となった家族のことがつらくてつらくて、胃が捻じ切れそうでした。 でも、姉はしっかり前を向いて歩いており、妹はとっても賢くて。 何度か訪れる危機を、二人は周囲の人の良心に見守られながら乗り越えていく。 もうこのあたりからずっと泣いてて、この姉妹を何度も抱きしめたくなってました。 第二話の、聡さんのお話も、本当に胸が苦しくなったけど、もうすでに理佐と律の中にしっかり人々の良心が積もっているのを感じていたので、それが聡さんだけでなく、読者の私も照らしてくれていました。 第二話は、特に名場面が多かったですね…… 第三話、研司くんが高校に合格したところは、声をあげて泣いてしまいました。嬉しくて。藤沢先生から律へつながれたバトンが、また新しく子どもの未来を拓いたわけです。 そりゃ嗚咽も出るってもんです…… 第四話、エピローグも本当に胸にたくさんの気持ちが降り積もりました。 この小説のような良心の連鎖が、この世の中にはほとんど生まれないことを知っています。 でも、連鎖の輪っかが世の中には落ちていて、津村さんはそれをひとつひとつ拾って、磨いて、そっと繋いでくれたのではないかなと思っています。 それは尋常ではないことだと、思います。 この小説があってよかった。読めてよかった。 最後に一つ。 ミス・ミザリー、いい曲だよね! 津村さんも好きなのかな。好きな曲だから、登場してとても嬉しかった!





tsubaki_fuyunohana@tsubaki_20252026年7月11日読んでるまだ途中ですが辛抱たまらんので。 もう愛おしさと切なさと祈りの気持ちで、登場人物たちを抱きしめたくてたまらなくて、ずっとべしょべしょ泣いている中年が爆誕してしまっている。 今、私は一生ものの読書をしている。



meri@meri_12072026年6月21日読み始めた第一話読了。 2人暮らしの姉妹に対して、周りの大人の非難するでも介入しすぎるわけでもない「見守る」距離感がちょうどいい。行間からさりげない優しさや気遣いが感じられて温かい気持ちになった。 続きも楽しみ。


左右様@sf09542482026年6月19日読み終わった久しぶりに短期間で読み終わった。何か言葉にすると陳腐になりそうだから、とりあえず人に薦めたい本。津村さんはエッセイも好きだけど西の魔女が死んだとか好きなら絶対読むべき。


みや子@miya19892026年6月16日買った読み終わったまたいつか一つ前に読んだのが百年の孤独だからか、読み口がまぁ軽く感じること でも、だからって内容が薄いわけではなく、ゆっくりと流れる姉妹の時間を堪能できた 姉妹の人生を、姉妹を取り巻く人々も含めて追っていく 始まりは少し重めだけれども、良い田舎(あえてこう言う)ならではの、のんびりした時間の流れを感じられる 何も起こらないけど、淡々としてるけど、それでも読んでいて心地良い 中心にある優しさを感じられる 私は人との繋がりというものが苦手だけれども、こういう物語を見てしまうと強く憧れてしまう ただ優しさだけがある繋がり、相手への思いやりが滲み出る繋がり そんな関係がどれだけ希少かわかっているから、更に憧れる 受け継いでいくことと、という、現代だと割と難しいことも作中では行われていて、そこもよかったなぁと 読み終わった後本当に心が安らいで、少し涙が滲んだ また読み返したくなるあったかい本 読んでよかった





あゆ@ayu11132026年6月15日読み終わったとてつもなく良かった。人間が社会で生きていくうえでいちばんだいじなことが書かれている。三人称でありながら語り手の視点が切り替わっていくの、けっこう珍しい手法だなと思ったけどそれがまた良い効果を生んでいたように思う。ネネはずっと女の子だと思いこんで読んでたら後半おじいさんになっていたのでびびった。



みや子@miya19892026年6月7日買った読み始めたちょっと開いた百年の孤独読んでたからだと思うけど、一行目からもう読みやすい 謎に「にっ、日本語だーーー!!」という感想が湧く でも、明日からまた連勤続きでゆっくり読めないんだよなー つらぁ
Tasaka@Tasaka2026年6月5日読み終わった最近、凄惨な事件のニュースが多いせいで心がざわついて、仕事に全く集中できなくなっていたけど、この本を読んで心が落ち着いた。 私は世界のこういう面を大切にして生きていこうと思った。
お湯@hatopoppo2026年5月24日読み終わった読み返したいユーモラスで賢いネネと、その周りにいる実直で優しい人たちの姿に癒されつつ勇気をもらった。 危うげな理佐と律を見守る大人たちの姿や、律が大人になって研司の手助けをし、その研司も立派に仕事をする姿を見て、胸がいっぱいになる。 そして、われわれ大人は、たとえ自分の子でなくても、子供を健やかに守り育てる義務があると改めて思った。 律がいう「自分は周りの人たちの良心でできている」というような言葉が印象的だった。

グミチャン@gumicyan2026年5月18日読み終わった利己的に生きることが賢いとする風潮の中で感じるモヤモヤがスッとして泣けてくるようなお話だった。 「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」(P.406) 「自分が元から持っているものはたぶん何もなくて、そうやって出会った人が分けてくれたいい部分で自分はたぶん生きてるって。だから誰かの役に立ちたいって思うことは、はじめから何でも持っている人が持っている自由からしたら制約に見えたりするのかもしれない。けれどもそのことは自分に道みたいなものを示してくれたし、幸せなことだと思います」(P.464) 最近読んだいくつかの津村記久子がそんなにハマらなかったんだけどこれは大ヒットだ!!短編よりも長編の方が好きなのかも。 「人生で食べた中でいちばんうまかった。それも、その後に食べたそばが劣って思えるみたいなうまさじゃなくて、自分が今食べているそばがあのそばと同じ食べ物だとしたらよりおいしく思える、みたいな」(P.446) こんな素晴らしいおそばを私は食べられない…と思っていたところにこのセリフである。そうかも。きめ細やかに前向きにさせてくれる。そしてとても示唆的だ。




- Oro_Argento@oro03292026年5月15日読み終わったネネのもとに集う優しい人達の物語でした。穏やかな気持ちで読むことができました。ヨウムってほんと長生きです。兄夫婦のところにもいるけど、20年以上生きてるなぁ。







mayu.@mayu_2026年5月11日読み終わった絶望を感じる状況の中にあっても投げ出さずに幼い妹を連れて自分の中の最善を見つける姉の理佐の行動力が凄いなぁ。周囲の人達は偏見を持ったり同情をする訳でも無く、気にかけてくれる距離感がとても良い。その程良い距離感が互いを気にかけ合う関係性に繋がって、ネネと共に縁も広がっていく。 私も相手の負担にならない程度に人を助ける人になれたらなぁ。


さくら🌸@lily_sakura_2026年5月11日人としての在り方を教えてくれる物語だった。 「自分はおそらく姉やあの人たちや、これまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている。」(p.407)という律の言葉が素敵だった。今まで生きてこられた道には、必ず誰かの良心があったということを思い出させてくれるし、自分も、そうやって誰かの人生を大丈夫なものにさせる一因になれたら幸せだろうな。かと言って素晴らしく親切な大人たちばかりが登場するわけではなく、理佐と律の姉妹がふたりで暮らすことになる原因である母親とその婚約者のように、子どもの生活を脅かすと言ってもいい存在の大人もいる。子どもにこんな思いや我慢をさせてはいけないと強く思ったし、このふたりが沢山の良心と出会えて本当に良かった。 そしてネネが本当に愛おしい。 「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」(p.406)




asuka@ask_5102026年4月26日新刊入荷@ PASSAGE SOLIDA毎日新聞夕刊で連載時の記事を個人的に切り抜いておいたのですが、文庫化を記念しておみくじにしてみました。 第一話から最終話まで、随時補充していきます。どの回が出るかはお楽しみ。 下記の本棚で無料配布中です。ぜひ。 https://passage.allreviews.jp/store/IK4ZTH33EKMJOBNX2QJPPBSS



めり@meri_book2026年4月26日読み終わった母親から逃れ、18歳の姉理佐と8歳の妹律の生活を10年ごと、40年に渡り書かれたお話。 親切な様々な方との出会いがあり、人間関係のあたたかさを感じられた。 類は友を呼ぶように、姉妹が素敵だったからこそ、周りにも素敵な方々が集まったんだろうな。


もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年4月12日買うずっと気になってだけど読むのを後回しにしてたら文庫が出る!この機会に買おう! 文庫も北澤平祐さんの表紙なのうれしい。 今日図書館で借りてきたところだったのだけど返却しちゃおうっと。









- にゃん@RM_79351900年1月1日読み終わった一気に読み終えたい、までではないけど、中断後にまたページ開くのは楽しみ、という忙しい日々に寄り添ってくれるとてもバランスのいい小説だった。喋るネネがかわいい。登場人物がいい。でも非現実的じゃない。



























































































