脚立の番人
@book_00
2026年10月18日

女生徒
太宰治
買った
読み終わった
再読
好き
何度も読み返す
太宰の持つ仄暗さが、女性の一人称視点を通して存分に味わえる本。
誰かの言葉を借りなければ自分は存在できないとか、誰にも見えない秘密を持つことの嬉しさとか、「女生徒」の主人公の考えに終始共感しっぱなしだった。特に後半の登山の比喩が刺さった。本当にその通りだと思った。
私の脳内を覗かれているのではないかと錯覚するほど物語に入り込んでしまって、太宰治は心情表現の言葉を見つけてくるのが本当に上手な人だなぁと常々思う。
何度でも読み返したい。