女生徒

34件の記録
- 脚立の番人@book_002026年10月18日買った読み終わった再読好き何度も読み返す太宰の持つ仄暗さが、女性の一人称視点を通して存分に味わえる本。 誰かの言葉を借りなければ自分は存在できないとか、誰にも見えない秘密を持つことの嬉しさとか、「女生徒」の主人公の考えに終始共感しっぱなしだった。特に後半の登山の比喩が刺さった。本当にその通りだと思った。 私の脳内を覗かれているのではないかと錯覚するほど物語に入り込んでしまって、太宰治は心情表現の言葉を見つけてくるのが本当に上手な人だなぁと常々思う。 何度でも読み返したい。
- とばり@takoyaki_4252026年6月19日読み終わった1週間かかった。 独白は目が滑りやすくて難しい。 頭の中がぐるぐるして落ち込む人なら絶対に共感できる一節があると思った。 おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ご存知ですか? もう、ふたたびお目にかかりません。 椎名林檎が聴きたくなった。
なみだよ@namicoto2025年7月8日読み終わったかつて読んだ前回レビューした『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子氏のインタビューで、太宰治の『女生徒』を取り上げ「ああいう感覚でばあさんを書きたかった」「生き生きとみずみずしく、老年の女を書いたらどうだろうって」と仰っていたのを知り、audibleで読んで(聴いて)みました。 太宰治は、芥川賞を切望するも結局受賞できないまま終わったとのことですが、その太宰の『女生徒』に影響を受けた若竹千佐子氏が、太宰の死後約70年経ってから芥川賞を受賞するなんて、素敵な話だと思いました。 まるで『女生徒』の主人公が齢を取ったら『おらおらでいとりいぐも』の桃子さんになるかのような。 それぐらいひたすら少女があれこれと内省する話。 思春期特有の、少女の揺れる心、落ち込んだと思ったら次の瞬間は楽しくなったり、楽しかったはずがいきなりどんよりしたり…という感情の波が、本当にみずみずしく書かれていて、 時代は違えど、思春期の女の子の中にある不安定さや、ちょっと毒のあるかわいらしさが見事に詰まっている。 太宰治が、こんなにも若い女性の視点をリアルに描けるなんて…と感心。 時代を超えてつながる、まさしく文学のバトン。
ばま@33yen2025年5月17日気になる太宰治の『女生徒』、オフコースの♪「こころは気紛れ」、九段理江の『Schoolgirl』、東京事変の♪「閃光少女」 あの本、読みました?(U-NEXT)の第2回より































