ぽいじ "シュレディンガーの密室" 2026年10月19日

ぽいじ
ぽいじ
@poiji
2026年10月19日
シュレディンガーの密室
話題だったので読んでみた。 (帯文のメンツがあまりにも豪華すぎるというのもある) 一息で即死する濃度の硫化水素ガスに閉じ込められた、二人の人間。 一刻でも早く突入して救出に向かうか、生存を信じて待つか。 そんな状況の中巻き起こる「密室」殺人…という難解な状況に陥る登場人物たち!大ピンチ!どうする!?みたいなあらすじ。 謎解きや話の展開についてはもちろん面白いし、普通のミステリーとして楽しめた。 ただ、本書の特徴は何より結末に待ち受けている大掛かりな仕掛けに気づいた時に得られる「コイツ、やりやがった」感というか、不思議なカタルシスだと思う。笑 詳細までは書かないものの、帯の「結末を、観測せよ」とか「ミステリとは、生死を確定させる物語である」という謳い文句、言い得て妙だな〜〜と思う。 自分の意思で観測結果を変えられるというか、多面的な解釈を是とする構成には好き嫌いが出ると思うけど、 自分はこういうメタフィクションじみたやり口は嫌いじゃないので、かなり鮮烈に印象に残った! 惜しむらくは、この衝撃に3〜4年くらいという物理的な賞味期限があること…早めに読んで正解だったかも😂 (もしくは、版を重ねるたびに、ネタについてもどんどん先延ばしに更新していく作戦なのかな?なんかそんな気がしてきた…)
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