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ぽいじ
ぽいじ
@poiji
日中は時間がないため、深夜に睡眠時間を削って読書時間を捻出するしがない子持ちサラリーマンです。 audibleと紙の本の二刀流。 kindleはセールで買うけど積読専門。 主に小説中心で、特にミステリーに興味あり! 最近、20年ぶりくらいに読書熱が高まってきたため、モチベ維持のために2026年6月から読書記録をつけています。
  • 2026年10月29日
    ゾンビ回収婦
    ゾンビ回収婦
    audibleで。 ある日突然、仕事と配偶者を一気に失って路頭に迷った女性が、VRのゾンビゲームのNPCとしての人生に生き甲斐を覚え、取り憑かれていく物語。 ガワとしてはVR、AI、DINKsといった極めて現代的なモチーフが散りばめられているものの、 内容的には家族・社会の中での自己実現といった古典的なテーマだなーという印象。 AIに奪われる仕事って具体的に何?仕事というものへの解像度低すぎない?とか、主人公の頭悪すぎるやろ!めちゃくちゃレベル低いとこで一生ウジウジ悩んでるなよ!みたいなツッコミポイントは多いものの、 まぁ、自分の心に素直になって、見たいものを見て、生きたいように生きようよ、というラストは悪くないと思う。 (少なくとも自分はそう感じた) 文章的には、とにかくレトリックマシマシの心情描写・情景描写の嵐!!連打連打!!これでもか!!という感じ。 一つ一つの表現には胸を打つようなものや、感心するようなものも多いんだけど、 首尾一貫してそういう文章なので、まるで二郎系ラーメンの大盛りを無理やり食わされ続けてるようなイメージ。 後半はかなり食傷気味に…。 この部分は個人的には本当に合わなかったなーと…。 てか、最後まで読んでやっぱり思ったけど 演奏旅行って結局なんやってん!!!😂😂😂
  • 2026年10月29日
    消失!(『中西智明掌編集』特別書き下ろし収録)
    本格ミステリファンの中で、カルト的な人気を誇る作品。 なんと普通に図書館で借りれたので読んでみた。 赤毛の持ち主を狙う連続殺人、そして忽然と姿を消す死体と犯人!? 不可能犯罪すぎる謎に対して、めちゃくちゃキャラの立った名探偵と助手、さらに名探偵の妹を含めた3人が挑む!という筋書き。 とにかく提示される謎が不可解で、ドユコト!?の連続。 そしてクライマックス、次々に明かされる衝撃の真実の数々😂 何回声出たか分からないくらい驚かされた! 本格ミステリとして、まごうことなき名作だと思う。 どんでん返しが好きな人にはめちゃくちゃブッ刺さること間違いなし。
  • 2026年10月27日
    最後の皇帝と謎解きを
    audibleで。 宣統帝と、溥儀に水墨画を教えるために紫禁城にやって来た日本人の青年・一条剛の心の交流を描きつつ、 度々起こる事件を一条が周囲の人と協力し合いながら解決していく歴史ミステリー。 基本的には1話完結ではあるものの、終盤に大きな仕掛けがあり、楽しめた。 ただ、ミステリーとはいえ主要な登場人物たちの人間模様がメインであるにもかかわらず、 キャラの掘り下げ不足なのか、主人公その他の登場人物にイマイチ感情移入できず…。 話の展開や謎解きについても全編通して安直に感じてしまい、ハマりきらなかった…。 このミス大賞とはいえ、やはり合う・合わないはどうしてもあるかなぁ。
  • 2026年10月25日
    ヴイヨンの妻,桜桃 他8編 改版 (岩波文庫 緑 90-2)
    太宰治、走れメロスぐらいしか知らなかったので読んでみる。 戦後間もなくの頃に著された作品が多いようで、戦中〜戦後が舞台の短編がほとんど。 当時の風俗や文化について実感を持って読めて面白い。 クズ男が出てきて周囲に厄介ごとをまき散らすことで進んでいくプロットが多い。笑 (その大体が、自信を投影したような小説家・詩人であり、酒に溺れている) 最近の小説ばっかり読んでるので、ありとあらゆる方法で情景描写が一文に詰め込まれており、情報量がすごい。 1段落、1ページ読むのに結構カロリーがかかる。 総じて、これからも時たま歴史的な名作にも触れて自身の感受性を高めていきたいな〜と思いました(カスの感想)
  • 2026年10月20日
    死体の汁を啜れ
    audibleで。 白井智之先生の本の表紙が石黒正数先生とは…! これは聴くしかねぇ!とまんまと飛びついてしまった。 やはり白井先生の強烈にドライでシニカルなユーモアセンスと、グロテスク趣味の組み合わせは最高すぎる。 そしてあまりにもロジカルな推理の数々…。 バリキャリ汚職警官と占い師の銭ゲバ女子高生、変態ミステリー作家と深夜ラジオオタクのヤクザというなんとも珍妙な4人組を中心に進んでいく短編集。 人の命が紙より軽くて、丁々発止の軽妙なトークを繰り広げながら片っ端からバンバン人が死んでいく。笑 どの話も面白かったけど、後日談は少し切ない終わり方…。 なんでこんな作品でしんみりしないといけないんだよ。 白井智之許すまじ。
  • 2026年10月20日
    天才による凡人のための短歌教室
    短歌詳しくないけど、タイトルにやられて購入。 で、読んでみたら想像と逆の意味だったので更にしてやられた感。 つまり「天才である著者が凡人である我々に教えてくれる短歌教室」ではなく、「凡人である著者がまだ見ぬ短歌の天才に出会うための短歌教室」という意味らしい。面白い。 内容としては、歌人として活躍している著者が、 短歌の作り方、短歌との向き合い方、どうやって短歌で食っていくかなど、 かなり開けっぴろげに、大胆なユーモアや抜群のワードセンスをもって解説してくれる。 プロがこんなに手の内を明かしちゃって大丈夫?と言いたくなるが、それもこれも短歌界隈を盛り上げたいという情熱をヒシヒシと感じる。 薄くてすぐに読み終わるけど、何度か読み返したくなる良い本。
  • 2026年10月19日
    シュレディンガーの密室
    話題だったので読んでみた。 (帯文のメンツがあまりにも豪華すぎるというのもある) 一息で即死する濃度の硫化水素ガスに閉じ込められた、二人の人間。 一刻でも早く突入して救出に向かうか、生存を信じて待つか。 そんな状況の中巻き起こる「密室」殺人…という難解な状況に陥る登場人物たち!大ピンチ!どうする!?みたいなあらすじ。 謎解きや話の展開についてはもちろん面白いし、普通のミステリーとして楽しめた。 ただ、本書の特徴は何より結末に待ち受けている大掛かりな仕掛けに気づいた時に得られる「コイツ、やりやがった」感というか、不思議なカタルシスだと思う。笑 詳細までは書かないものの、帯の「結末を、観測せよ」とか「ミステリとは、生死を確定させる物語である」という謳い文句、言い得て妙だな〜〜と思う。 自分の意思で観測結果を変えられるというか、多面的な解釈を是とする構成には好き嫌いが出ると思うけど、 自分はこういうメタフィクションじみたやり口は嫌いじゃないので、かなり鮮烈に印象に残った! 惜しむらくは、この衝撃に3〜4年くらいという物理的な賞味期限があること…早めに読んで正解だったかも😂 (もしくは、版を重ねるたびに、ネタについてもどんどん先延ばしに更新していく作戦なのかな?なんかそんな気がしてきた…)
  • 2026年10月16日
    叫び
    叫び
    audibleで。 ちょこちょこ難しい表現は出てくるものの、基本的に登場人物のセリフが超ネイティブ関西弁のため楽しくテンポよく読める。 元々破滅的な志向の主人公が、師匠なるジジイが語る摩訶不思議な歴史物語にのめり込んで行き、 読んでいるこちら側も現実と虚構、普通と異常の境目がぼんやりしてきて加速度的にクライマックスに向かっていく。 最後は突き放すような終わり方のため、結構人を選ぶ作品のように感じたけど、 描写力とかユーモアセンスが単純にレベル高いなーと思うし、 あとはシンプルに大阪万博とか中之島周辺、オニクルとか身近な題材が多かったのも個人的に嬉しかった。笑
  • 2026年10月16日
    星を編む
    星を編む
    audibleで。 映画を観に行くことにしたので、読んでなかった続編だけでも読んで記憶を呼び覚ます試み。 北原先生が奇人すぎて、彼が語り手の時はなかなか不快度指数高め。 暁海と北原先生のその後を描いた後半の展開はまあまあ良かった。 とにかく暁海が自分の人生に納得して生きている感じに安心できた。 ただ、現役サラリーマンとしては植木さんと二階堂さんのエピソードが一番刺さったかな。笑 仕事に対するプライドにもすごい共感できるし、 家族と仕事のバランス、向き合い続けないといけないし、気が抜けないよな〜〜…というのも痛いほど分かる…。 俺も大人になったんだな…。
  • 2026年10月10日
    告白
    告白
    audibleで。 内省的なのにどんくさい熊太郎が、いかに大量殺人を犯すに至ったのかを熊太郎の内面含め非常に丁寧に、 同時に軽妙に描かれる。 全編通しての河内弁、非常にユーモラスな演出、また素晴らしいナレーションによって爆笑しながら聞き進めるも、 ところどころに挟まれる強烈な孤独・寂寥感に脳みそがグワングワンされながら読み進めること必至。 どうやっても熊太郎に感情移入してしまう構成になっているため、 途中まで楽しくやり取りしていた登場人物たちが立て続けに死亡していく展開は非常に暗い気持ちになると同時にとんでもないカタルシス。 (直近で読んだ、Gガルシア・マルケスの「予告された殺人の記録」に近しい感覚。) ただ、本当に出会えて良かった素晴らしい作品👍
  • 2026年10月6日
    かわいそ笑
    audibleで。 90〜00年代に青春時代を過ごした人間(まさに自分のような)にブッ刺さる系のモキュメンタリー。笑 怪異とか怖がらせるアイデアの引き出しが豊富で良かった! ただ、特に後半の展開については本で読んだ方が良かったんだろうなと… audibleとの相性が良くなかったせいでせっかくのネタバラシが尻すぼみな感じに収束していったように感じられたのが残念だった…。 (そもそもモキュメンタリーってaudibleで聞くべきではない…?😂)
  • 2026年10月4日
    カーテン
    カーテン
    audibleで。 ポアロ最後の事件、警察の捜査が及ばない容疑者Xをどう見つけるか?誰が裁くべきなのか?に対する一つの回答。 ジジイになっても良くも悪くも成長の無いヘイスティングズと、これまた瀕死のジジイになったポアロとの対比が寂しい限り。 全編通してトーンは落ち着いており、結末も悲しいなぁ…。 とはいえ一旦これで主要なポアロシリーズは読み終えたので、いよいよバイヤールの「アクロイドを殺したのは誰か」に着手できるように!楽しみ☺️
  • 2026年10月2日
    葬儀を終えて〔新訳版〕
    葬儀を終えて〔新訳版〕
    audibleで。 ポアロがなかなか出てこない、ポアロも変装して忍び込むし、正体を明かしても登場人物たちが誰もポアロのことを知らないというちょっと特殊な作品。 今回はメインの登場人物がほぼ全員親戚同士なのでさすがに誰が誰か分かりづらかったな〜😓 ただ、ミスリードに次ぐミスリードで頭グワングワンされながら、 最後結末までたどり着いた時の「お前かい!!」感がすごい。笑 容疑者が最後まで全然絞り込めず、意外な真相にひっくり返されるこの感じ、気持ちいいね〜
  • 2026年9月24日
    五匹の子豚
    五匹の子豚
    audibleで。 16年前に夫殺しの容疑で有罪判決を受けた女の娘が、母の無実の証明をポアロに依頼するところから始まる。 過去に起こった事件、についてポアロが当時の関係者にインタビューする事で謎を紐解いていく異色作。 真相と解決編の鮮やかさ、ラストの描写までポアロシリーズの中でもトップクラスに好きかも。 今作はヘイスティングズ大尉みたいな助手役もおらず、凡人の目線からポアロに対してのあれやこれやみたいな煩わしい描写が一切無いのもストレスフリーで良い。笑 20%くらいは予想が当たった部分もあったけど、肝心の真相についてはやっぱり全然分からずじまい。 ポアロシリーズ、謎解きとして楽しむにはやはり難しすぎるかも。
  • 2026年9月24日
    世界でいちばん透きとおった物語
    「どんでん返し」的な文脈で紹介されることが多く、気になっていたため購入。 何といってもメインは大掛かりなギミック! これ思いついて実行に移すのは相当な胆力だなーと思う。笑 そりゃたしかに電子書籍とかaudibleじゃ無理だなと。 物語としての結末については若干肩透かし感はあるものの、このギミックに気づかせるまでの読ませる力が凄すぎる。 これの続編が何であるのかも謎ではあるものの、今度はどういう驚きを味合わせてくれるのか楽しみなので2も読んでみようと思う。
  • 2026年9月23日
    ○○○○○○○○殺人事件
    賛否両論激しいものの、タイトル当てという試みが面白すぎて図書館で予約。 面白すぎて、借りたその日に読破してしまった😂 のっけから挑発的すぎる読者への挑戦状に始まり、シニカルで毒気のある文体、メタすぎる構成、ぶっ飛んだ真相と、解説の麻耶雄嵩曰く"世の中を舐め切った作品"という表現がピッタリ当てはまる。 しっかり本格ミステリなのに、マジで深夜に声を出してゲラゲラ笑いながら読めるのは新感覚すぎる。笑 一応犯人とタイトルは最終章に入るまでに自信を持って当てることができたので、最低限のハードルはクリア出来たかなと思ったものの…。 ちょっと真相というか…トリックについては、こんなもん分かるやつおらんやろ!ギャグ漫画やん😂
  • 2026年9月23日
    予告された殺人の記録
    予告された殺人の記録
    百年の孤独とか族長の秋とか、著者の代表作について名前だけは知ってるけど読んだことがなかった。 いきなり大作に挑むのも勇気がいるので、とりあえずどういった作風なのか薄めの本なら行けるかなーと読んでみた。 結果、めちゃくちゃおもろかった。 いきなりサンティアゴ・ナサールなる男が殺される事と、それが過去の出来事である事が冒頭の一文で示されて掴みからうますぎる。 そこから色んな登場人物がドンドン出てきて、なぜ殺されるのか、誰が殺したのか、どのように殺されたのか、そしてその後どうなったのかが少しずつ明らかになっていく。 語り手である「私」が事件の関係者でもあり、過去の事件を外側から調べる探偵の役回りもしている事で、 現在のインタビューや当時の回想を交えて語られる事で色んな角度から事件が掘り下げられるので飽きずに一気読みできたと思う。 欠点としては、時間軸が行ったり来たりするのと、めちゃくちゃ登場人物が多い(しかもラテン系・アラブ系の名前が多くて覚えにくい…)ので、結構ハードルが高いかも…。 ただ、すげー面白い作品を書く人なんだとは理解できたので、ネトフリでドラマ版観てから百年の孤独にチャレンジしてみようと思えた😂
  • 2026年9月22日
    名探偵のいけにえ
    人民寺院事件をベースに再構築した、多重解決の本格ミステリ。 前作「はらわた」と同様、白井智之作品にしてはグロ要素抑えめではあるものの、 二転三転どころか七転八倒なクライマックスの展開には見事としか言いようがない! (500ページを超えるボリュームのうち、解決編だけでおよそ3分の1を占めている😂) まず冒頭の掴みからしてインパクト大で一気に引き込まれるし、 とにかく無意味な描写・展開が全く無く、全てのシーンが綺麗に回収されて収束していくプロットも見事だし、 信仰者視点・余所者視点の双方の真相をロジカルに描き切ってみせる試みも面白いし、 クライマックスのタイトル回収、そして前作読者へのサプライズもあり、最高の読書体験☺️ しばらくはこの余韻だけでメシ食えるくらいの満足度だったので、 いっぱい人が死ぬ作品に抵抗が無いのであれば超オススメ!
  • 2026年9月18日
    ナイルに死す〔新訳版〕
    ナイルに死す〔新訳版〕
    audibleで。 海外旅行の異国情緒と、腹に一物ある登場人物たちの群像劇、そして連続殺人の謎解きが楽しめて最高。 今作については、真相に驚かされるというよりは、真実を知って「そうだったのね…」とちょっと暗い気持ちになった。 結末も悲しい。 同じ助手役でもヘイスティングスに比べて、レイス大佐の優秀さ際立ってて超好きかも。 でもマザコンのティムも軽薄で憎めないキャラすぎてもっと好き。 もっとポアロシリーズ読もうっと。
  • 2026年9月15日
    スタイルズ荘の怪事件
    スタイルズ荘の怪事件
    audibleで。 アガサ・クリスティーの処女作であり、ポアロ初登場作品でもある。 てかこれデビュー作なのすごいな。 人間味の塊みたいなヘイスティングスと一緒に、ポアロのキレキレの推理に振り回される擬似体験を楽しめる。 トリックは複雑だけど、人間ドラマは分かりやすくてスラスラ読める。 ポアロシリーズの他の作品もどんどん読んでいくぞ〜😃
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