
よしい
@Yoshe207
2026年10月20日
旅する練習
乗代雄介,
乗代 雄介
読み終わった
終始ほのぼのとしたロードノベルなんだけど、なぜかどことなく不穏さというか形容しがたい寂しさのようなものが文章中からずっと漂っていて、でもコロナ禍という時代をリアルに描いた状況設定がそう感じさせるのかな、と思いながら読み進めたらラストで理由が分かってしまって胸が締め付けられた。あとなんじゃもんじゃの木についてのエピソードを初めて知って、こういう「普通の生活の中では知り得るタイミングがなさそうな知識」を思いがけず手に入れることができるところも読書のおもしろさのひとつだよなと改めて感じた。
