

よしい
@Yoshe207
備忘録
- 2025年5月24日
- 2025年5月22日金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲 (角川文庫)京極夏彦,北森鴻,小川勝己,有栖川有栖,服部まゆみ,柴田よしき,栗本薫,菅浩江,赤川次郎読み始めた
- 2025年5月22日たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店長月天音読み始めた
- 2025年5月22日本陣殺人事件 (角川文庫)横溝正史読み終わった金田一耕助、ドラマとかではいろいろ見てるけど原作は読んだことがなかったのでまずは本陣から。現代作家が昭和を描いた作品ももちろん好きだけど、当時を実際に生きた人でないと絶対に書けないであろう描写や発想や言い回しがたくさんあって興味深かった。
- 2025年5月19日死ぬまでに行きたい海岸本佐知子読み終わった記憶と現実と夢と幻と想像がふんわりと混在しているようなエピソードの数々で、読んでいると人の記憶の中に直接おじゃましてそのままふらふら観光しているような感覚になって、それこそ不思議な旅行気分を味わえて楽しかった。 今まであんまりエッセイというジャンルの本に触れてこなかったんだけど、最近になって楽しみ方がわかってきたのでいろいろ読んでみたいな。
- 2025年5月13日本陣殺人事件 (角川文庫)横溝正史読み始めた
- 2025年5月13日スモールワールズ一穂ミチ読み終わった一穂ミチさんはどうしてこんなに人間の感情を描くのがうまいんだろう。自分じゃ今まで思ってみなかったような、あるいは自分にも見えていたはずなんだけどあえて目を逸らしていたような、はたまた自分の中にも確かにあるんだけど無意識に存在しないことにしていたような、人の心の多面性というか、多くの人の目に映らないような側面を掬い上げて緻密かつわかりやすく描写するのがものすごく巧い。あとこの本は背筋がゾッと冷えるような終わり方の話と涙腺がバーーッてなるほど心がふるえる話がほぼ交互に収録されてるので寒暖差の激しさに脳がパニック起こしながら読んだ。そのくらいどの物語もそれぞれの物事や登場人物に没頭しながら読んじゃって、「物語」として俯瞰で眺めるというよりは生身の人たちの生の感情を目の前で直接吐露されているような解像度で没入できる、今までになく不思議な読書体験だった。 Readsの感想は短文でいこうと思ったのに思わず長文書いてしまうくらいには心臓持っていかれた。一穂ミチさんすごいな〜〜。
- 2025年5月11日スモールワールズ一穂ミチ読み始めた
- 2025年5月11日
- 2025年5月9日冷静と情熱のあいだ Rosso江國香織,角川書店装丁室読み終わったあとがきの「人生というのは、その人のいる場所にできるもの」「心というのは、その人のいたいと思う場所につねにいる」まで読んで、本編の結末のかたちがすとんと腑に落ちた。順正の物語も読みたい。
- 2025年5月7日死ぬまでに行きたい海岸本佐知子読み始めた
- 2025年5月7日復刻版 小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師阪口和久、尼子騒兵衛読み終わったようやく映画を観たので小説版も読んでみた。ルビは振られてるけど小説版の方がやや大人向け。小説版には小説だからこそ味わえる良さがあり、映画には映画版でしか味わえない良さがそれぞれあってどちらもすごく良かった。小説の利吉さんの「きっと誰も幸せになりませんからね」って台詞でそうだよねほんと、ほんとそうだよね〜〜と思った。
- 2025年5月6日ロング・グッドバイ〔東京篇〕 (ハヤカワ文庫 JA ツ 3-1)司城志朗,渡辺あや読み終わったドラマ版がとても好きで、ノベライズも読んでみようと思って購入したものの何年も未読のまま積んでたことを何かのきっかけで思い出したので読んだ。ドラマの空気感が忠実に思い出される文章で小説としてもすごく楽しかったけど、ドラマで個人的に一番印象的だった台詞が削られている気がする(本編を見た記憶がそもそもだいぶ遠いのでうろ覚えだけど)ので、ドラマ版もまた見返したい。
- 2025年5月4日軽井沢探偵譚 平成元年連続殺人事件Engawa,愁堂れな読み始めた
- 2025年5月4日春のこわいもの川上未映子読み終わった短編集なので1話1話は短い物語なんだけど、そのどれもに感情ぐらんぐらんにさせられた。ガツンとやられるというよりは気付かない間にじわじわ効いてくる遅効性の毒、かと思ってたらいきなり正面から思いっきりぶん殴られるような言葉が飛び出してきたりもして良い意味でしんどい。
- 2025年5月2日とるにたらないものもの江國香織読み終わったかなりひさしぶりに読んだ江國香織、やっぱりこの人の文章の質感がすっごく好きだなあと思った。「祖母が昔の男に贈られたレモンしぼり器」の回とか、なんだかこうすべてにむちゃくちゃ江國香織イズムが感じられて好き。この本の影響で今後はおでかけ鞄小さめ派に鞍替えしそう。
- 2025年4月30日ジェームス山の李蘭樋口修吉読み終わった新装版の表紙に惹かれて。プロローグを除いて最終章までまったく李蘭が登場しなくてびっくりした。作品が生まれた年代の空気や匂いが伝わるような小説は、良い小説なんだろうなと思う。
- 2025年4月27日
- 2025年4月26日燃える息パリュスあや子読み終わった依存症がテーマの短編集なので、登場人物たちの抱えているものやそこから転がり落ちていくさまに見ていてしんどくなる部分が多いんだけど、どの物語も読後感は意外と爽やか。みんなのその後が少しだけ覗ける巻末のエピソードもいいな。
- 2025年4月25日
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