ななこ "ゴールデンスランバー" 2026年10月18日

ななこ
ななこ
@naco__1234
2026年10月18日
ゴールデンスランバー
日曜日に読み終わり感想を書いたのですが、非公開になっていたため再投稿します。 あまりミステリーは読まずに生きてきたのですが、新潮文庫の50周年記念作品『プレゼント』の短編がとても良かったので、伊坂幸太郎さんのお話を読みたくなり、購入しました。 こんなおもしろい話なんで今まで読まずに生きてきたんやろう、という気持ちと、初見の衝撃を堪能することができ、今まで未読で生きてきて良かった!というふたつの気持ちでいっぱいです。 すごくおもしろかった。 前半の描写も物語の世界に引き込まれるようでページをめくる手が止まらず、そして後半の伏線回収がすごく気持ち良い。 情景の描写、物語の幅なのかなと思うような細かい部分も最後の展開に繋がってきたりして、本当におもしろかったです。 そして、展開のおもしろさだけでなく、人間同士の関係性、絆、といった部分もとても綺麗に描かれていて最高でした。 学生時代のシーンでは私も学生時代を思い出すような眩しく懐かしい気持ちになりましたし、主人公である青柳雅春がそれぞれの登場人物とそれぞれの形で信頼関係を結んでいるさま、そしてその人物同士の関係性が物語を前に推し進めていく描かれ方がとても良かったです。 個人的には、宅配時代の先輩である岩崎英二郎との関係と、警察官の児島安雄とのシーンが好きでした。 このお話が名作であることは皆知っていると思いますが、この本すごくおもしろいよ!と色んな人に勧めたくなるようなお話でした。 伊坂幸太郎さんの他のお話も読みたいですし、これをきっかけにミステリーを色々と読んでいきたいです。 ちなみに、伊坂幸太郎さん25周年の限定カバーでした。 箔押しが入っていて、デザインも手触りもとても素敵です。
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