

ななこ
@naco__1234
今読んでいる本の話、読み終わった本の感想、これまでに読んだ本のことなど
- 2026年9月16日
ぎょらん(新潮文庫)町田そのこ読み終わった『あなたはここにいなくとも』がとても良かったので、町田そのこさんの他のお話も読みたい!と思い、こちらを購入、読了しました。 すごく良かったです。 『あなたはここにいなくとも』もそうだったのですが、町田そのこさん、「死」を通して「生きる」ことを描くのがとてもとても上手く、心に染み渡りました。 大好きです…… 全てを一気に解決しなくていいんだよ、と描かれている所が特に好きです。 苦しみや葛藤を抱え続けながら、少しずつ自分の心の中で折り合いをつけながら、一生を生きていく。私も読みながら心の救われる思いでした。 短編連作という形式で、こことここが繋がっているのか、とか、この人はあのお話で出てきた人かな?とか、そういった構造的なお話のおもしろさもあり、読み進めるごとに楽しさが何乗にもなっていくように感じました。 主人公のトキくんがとても素敵なのですが、お話ごとに視点が変わると彼の印象も大きく変わり、そこもおもしろかったです。 色々な人に導かれ、少しずつ前に進んでいったトキくんが、書き下ろしのお話では導く側に立っていて、そこもとても良かったです。 町田そのこさん、大好きです……! 他のお話も読みたいです。 - 2026年8月31日
愛なき世界三浦しをん読み終わった自分へのご褒美的一冊がほしい……! と思い、ハードカバーのこちらを購入しました。 箔押の綺麗な表紙。本棚に並べてゆっくり読む日を楽しみに過ごし、週末一気に読みました。 とてもおもしろかったです。 『愛なき世界』、様々な形の愛がいっぱいに詰まったお話でした。 『風が強く吹いている』を読んだ時もそうだったのですが、三浦しをんさんのお話はその世界にたっぷり浸かることができて大好きです。 私も生物学者になったかのような気持ちで、実験の結果に一喜一憂し、息を止めたりやったー!とガッツポーズをしたりしながら読みました。 個人的には、松田先生がとても好きです。すっかり完成された謎に満ちた大人に見える人間にも、そこまでに続く人生があり、そこまでに至る物語がある。その描かれ方が素敵でした。 目の前のことをひとつずつ、誠実に、一生懸命に頑張っていくこと。その尊さが、生物学の研究と料理の世界に生きる二人の生き方を通して描かれていて、お互いがお互いを尊重し尊敬しているところがとても素敵でした。 お話を最後まで読み、星空のような表紙を眺め、『愛なき世界』というタイトルをなぞり、とても満ち足りた気持ちになりました。 - 2026年8月27日
透明な夜の香り千早茜読み終わったReadsで感想を見かけて気になって購入、読了しました。 この数週間少し忙しくバタバタしていて、まとまった読書の時間が取れずにいたのですが、章ごとに少しずつ読むことができました。 解説にもあるのですが、文字小説から一番遠い所にあるはずの「香り」が繊細に表現されていて、私もこのお話について思い返す時、香りと情景がセットになって頭の中に浮かびます。不思議ですね。 色覚についての表現も多彩で、まさに『透明な夜の香り』という一冊でした。 - 2026年8月11日
盲目的な恋と友情辻村深月読み終わった『新潮文庫の100冊』の冊子で紹介文を読み、気になって購入、読了しました。 読み終わって、なんとも言えない、後味の悪い、いやな気持ちになっています。 それくらい、人間の嫌な部分、弱い部分がとてもよく描かれていました。文章表現や物語の構造の美しさが、そこに拍車をかけています。 まさに『盲目的な恋と友情』でした。 - 2026年8月8日
ツミデミック一穂ミチ読み終わった一穂ミチさんのお話がすっかり好きになってしまい、ぜひこちらも読みたい!と思って購入。 短編集なので、隙間時間や移動時間に少しずつ読み進め、読了。 やっぱり、一穂ミチさんの書かれるお話が好きだなぁと心の底から思いました……。 一穂ミチさん、生きていくことの辛さ、苦しさ、人間の弱さやずるさといった所をしっかりと描いた上で、優しく温かく、希望の残るお話を書かれているところが大好きなのですが、今作は前者の苦しさや弱さなどの要素強めのお話でした。 特に『さざなみドライブ』、結びの文がとてもとても好きです……。 タイトルの通り「罪」「パンデミック」がテーマのお話なのに、読み終わった後こんなに前向きで清々しい気持ちになれて、すごいです。 大好きな一冊がまた増えました。 - 2026年8月8日
空をこえて七星のかなた加納朋子読み終わったReadsで感想を見かけて気になったので購入、読了しました。 おもしろかったです……! ひとつひとつのお話も素敵だったのですが、最後まで読み終えた時に本としてのおもしろさが一段階も二段階も上がるような素晴らしい一冊でした。 ここはこういうことか、こう繋がっていたのか! と思いながら読み返し、二度目は一度目とは違った物語の魅力を感じられます。 この本おもしろいよ! と色んな人に勧めたくなるような一冊ですね。読めて良かったです。 短編としては、私は『木星荘のヴィーナス』がとても好きでした。 それぞれの人にドラマがあって、それぞれの人に大切な相手がいる。 おじいちゃんからおばあちゃんへの優しい愛に、胸がじんわりと温まりました。 加納朋子さんはこのような技法をよく使われているとのことで、ぜひ他のお話も読みたいです。 夜空を見上げた時のように、清らかで優しい心になれる一冊でした。 - 2026年8月6日
マナーはいらない 小説の書きかた講座三宅瑠人,三浦しをん読みたい - 2026年7月26日
ぎょらん町田そのこ読みたい - 2026年7月26日
あなたはここにいなくとも町田そのこ読み終わった新潮文庫の100冊で紹介されており、気になって購入、読了しました。 とても素敵な1冊でした。 生きていくこと、死、別れ。大切な人と同じ気持ちでいられないこと。そういった全ての苦しさを描きながらも、優しさ、愛、人間の持つ生きていく力、人と人との絆。そういった物がたくさん詰まった、美しいお話達でした。 胸をいっぱいにしながら読み進め、読後はとてもすっきりとした前向きな気持ちになることができ、 人生のお守りになるような、大切な言葉達に出会えました。 個人的な話なのですが、数年前に病気をきっかけに断捨離をし、しかし私は物を捨てるのがとても苦手で、大変でした。 そんな思い出を思い返しながら読み、当時の私の苦しさや頑張りも優しく包んでもらえたような気がしました。 町田そのこさん、他のお話も読みたいです。 - 2026年7月24日
- 2026年7月24日
- 2026年7月19日
透明な夜の香り千早茜気になる - 2026年7月19日
木挽町のあだ討ち(新潮文庫)永井紗耶子気になる - 2026年7月18日
GOAT Summer 2025一穂ミチ,朝井リョウ,野崎まど読んでる本屋さんでみかけたので買いました! 色んな作家さんのお話が読めて嬉しいです!おもしろい! 一穂ミチさん目当てで買いました。『おやすみなさい子羊ちゃん』、すごくおもしろかったです。 あとは『悪のロール』『みんなのこうえん』が好きでした。 それぞれの短編に渾身の「悪」が詰まっているので、続けて読むには少し体力が必要かもしれません。 他のシリーズもほしくなったので、ウェブ書店で『食』を注文しました。 - 2026年7月18日
スモールワールズ一穂ミチ読み終わった一穂ミチさん、やっぱりすごい、最高だ……!! という気持ちになる1冊でした。 短編集ではあるのですが、それぞれのお話がつらなってひとつの世界を作り出している、まさに『スモールワールズ』でした。 全てのお話がひとつひとつ意味があり、最高なのですが、特に好きなのは『魔王の帰還』です。爽快な気持ちで読み進め、すっかりお姉さん(魔王)のことを大好きになってからのラストで、一気に涙がこみあげてきました。 『愛を適量』を読み終わった後には、適量どころではない、愛の物語で心がいっぱいになりました。 『式日』もすごく良かった。綺麗で切ない二人の距離感と美しい文章にうっとりしていたら、力強い締めの一文。たまりません。 あとがきに変えての掌編もすごく良かったです。 解説でも触れられていますが、私たちが生きる世界はままならず、残酷で、でも生きる価値のある場所だと、世界を信じてみたくなる。 一穂ミチさんのお話には、そういった現実から目を逸らさない誠実さと、その上で生きる力をくれる心強さや優しさを感じます。 そしてその物語を綴る文章の美しさ……。大好きです。一穂ミチさんの魅力がたっぷり詰まった1冊でした。 - 2026年7月18日
うたかたモザイク一穂ミチ読み終わった読みました! 一穂ミチさん、長編も良いけど短編も良いですね。この短い文章の中で登場人物に感情移入させたり登場人物を好きになったりできるのがすごい。 『Droppin Drops』『Sofa & …』『神さまはそない優しない』『ムーンライダー』が特に良かったです。 - 2026年7月18日
パラソルでパラシュート一穂ミチ読み終わったすごく良かった……! 一穂ミチさんは『光のとこにいてね』が一番好きな作品だったのですが、それに並ぶくらい大好きなお話になりました。 登場人物の掛け合いがおもしろく、楽しい気分でページをめくり、読後感もすっきりとした、前向きに楽しく生きていこう! という気持ちになれるお話です。 それと同時に、読み終わってしまうのが寂しかった。このお話の世界をもっとたくさん見ていたかった、とも思いました。 美雨が別の仕事をみつけたり、亨と結ばれたりといった、大きな結末を迎えるわけではない。でも、美雨の中では大きな成長があり、「笑いながら、何でもなく、ただ生きていてやる」という、大切な答えが心の中にしっかりとあるんですね。 そしてその美雨(と、亨や弓彦)の生き方だけでなく、結婚に向かう千冬や受付の仕事を続けながら自分の趣味を大切にする浅田さん、葉月さんや売れっ子の先輩芸人、色々な生き方の人がでてきて、その全てが肯定されている所がとても素敵でした。 それでいいんだよとありのまま生きていることを肯定してもらえるような、とても前向きな気持ちをもらえる、優しく楽しいお話でした。 - 2026年7月4日
光のとこにいてね一穂ミチ読み終わった昨年読み、私が初めて一穂ミチさんを知った作品です。 『アフター・ユー』を読み、もう一度読みたくなったので再読しました。 本当に大好きな一冊です。 人を好きになるって、こういうことだなぁと思わされるような、苦しくて、そして輝くように綺麗なお話。 タイトルの「光のとこにいてね」、二人にぴったりな、この上ない愛の言葉にじんときます。タイトルを含めて大好きです。 果遠と結珠、二人のことを理解しながら優しく見守る夫達の想いも素敵でした。 ラストの描写も本当に美しく、思わずこちらまで眩しさに目を細めてしまうようでした。 - 2026年7月4日
アフター・ユー一穂ミチ読み終わった先週読み終わりました! すごく良かったです。続きが気になってどんどんページをめくり、ところどころで涙しながら読み進めました。 読み終わり、その世界に浸って呆然とするような、素敵なお話でした。 一穂ミチさんの描かれる、人と人との優しく美しい絆の描写が大好きです。本作ではそこに身をきられるような悲しさ、寂しさが加わり、胸がぎゅっとなりました。 島や海の自然の描写も美しく、風景が目の前に浮かぶようで、それが切なさや苦しさを際立たせていました。 青吾さんと多実さんのお話ではありますが、私は青吾さんとさとこさんの関係性がとても好きです。同じ悲しみを持った二人が、恋や愛とは違った形の絆を築き、互いの気持ちに優しく寄り添うところが素敵でした。特に最後の「出口さんやお子さんに何か困ったことがあったら、いつでもどこでも駆けつけて、必ず力になります。出口さんが、それだけのことを僕にしてくれたから」という台詞がぐっときます。そして別々の方向に歩き出し、別々の人混みに紛れていくふたり。悲しい結末のお話ですが、この二人のラストに関しては、とても心強く感じました。 ラストシーンを読み終え、帯の「もう一度だけ、あなたに名前を呼んでほしい」という言葉を読み、表紙カバーの「お先にどうぞ」というポーズをとっているように見える多実さんを見て、涙が溢れて止まりませんでした。 一穂ミチさん、大好きです。他の本も読みたいです。 - 2026年7月4日
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