
マニュアルノート
@Manualnote
2026年10月22日
リバース
湊かなえ
読み終わった
※AI添削を使用
『リバース』は、大学時代に同じゼミだった男性5人組と、過去に起きたある事件を巡る物語である。
冒頭1行目から強烈なフレーズが飛び出し、読者の興味を強く引きつける。読み始めた時点では何を意味するのかわからないが、その一文が常に頭に残り続けるため、真相を知りたいという気持ちのままページをめくることになる。
物語が進むにつれ、主人公はある人物について探偵のように情報を集め始める。その過程で少しずつ過去の出来事や登場人物たちの関係性が明らかになっていく。
そして終盤、意外な人物との答え合わせが始まった時には、それまで何気なく登場していた出来事やアイテムの数々が伏線だったことに気付かされる。その巧妙な構成には思わずぞくりとさせられた。
真相が明かされた後は、それまで抱いていた登場人物たちへの印象が大きく変わった。タイトルの『リバース』は事件の真相だけでなく、人に対する見方が反転していく様子も表しているように感じた。