こあら🐨
@wing2830
2026年10月21日
時の家
鳥山まこと
読み終わった
気になっていたけどやっと読めた。
静かなところで落ち着いて読みたい本。
最初は絵を描く描写がきれいだなと淡々と読んでいたけど、徐々に時間とか、愛とか、記憶とか、形のないものにフォーカスしてはどんどん視線がうつっていく
不思議な体験だった。
紹介文に、また読み返す、とあって
そうだろうなと思った。
文同士の出会いも奇跡的で、出来事と言葉がどんどんリンクしていく感覚が忘れられず、また読み返したくなる
絵を描く人、建築関係、数学界隈の人は、リアルな感覚が味わえるのかなぁとちょっとうらやましい。
思いを寄せる先に正しさも定まった形もなかった。今という地点から想像するあの時の自分や他人の感情や思いはもう過ぎてしまったものだから、正しさなどそもそもないのだった。思い出すたびに少しずつ違うことを考えていたり、違う言葉を口にしたり、違う順序で動いたりもした。

