
盛り
@fzke0315
2026年10月23日
はーばーらいと
吉本ばなな
読み終わった
宗教二世が会から脱出する話という重いテーマなのに生命力溢れて優しく輝いてすらいる吉本ばなならしさがあって不思議。
好きだったのが主人公の男の子と宗教二世の女の子が恋愛にならず引っ付かなかったこと。
その後恋愛になるかもしれないしこのままならないかもしれない。それも自由で人生の選択だという結論(自分はそう受け取った)がとても良かった。
そして宗教にハマっている側や教祖が悪人でなかったこと。
現実の宗教では金を巻き上げるような悪い人は必ずいるだろうが、この話では、誰かを貶めようではなく、みんなどうにかしようとして同じ理想の下にいるだけで人間の根っこは変わらないと描かれているところが好きだった。だが愛が、苦しみを受け入れる力がなかっただけ。


