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@fzke0315
毎月3冊読了が目標。 好きなジャンルはヒューマンドラマ。 よしもとばなな、小川洋子、蝉谷めぐ実、多崎礼、ハン・ガン、北沢陶、長野まゆみ、芥川龍之介、江戸川乱歩、谷崎潤一郎、マルセル・シュオッブが好き。
  • 2026年7月28日
    近代秀歌
    近代秀歌
    興味深かった。 恥ずかしながら与謝野晶子もほとんど知らず、「最低限の知識」とのことのこの本を読んで良かった。 相聞歌と挽歌が好きだった。 大往生の最後に挽歌をしたためるの憧れがある。
  • 2026年7月27日
    骨を喰む真珠
    北沢さんの書く人外がすごく好きだ。 礼以の悪役ぷりもいいし主役交代の3人もいいしキーパーソンの白潟さんもいい。 人外イケメン白潟さんが絶望していくのがめちゃくちゃ良かったのと死んだらどうしようとドキドキもした。
  • 2026年7月27日
    犬婿入り
    犬婿入り
    すごかったな 「ペルソナ」と「犬婿入り」の二篇で、しんどかったのは「ペルソナ」 関係性とか性別とか国とか見た目とか、そういうのを仮面の下に全て隠した時にようやく国らしさや性別らしさが表現できるということかな 差別意識、男女意識、住んでる場所の意識など読んでいて辛い部分が多い 「犬婿入り」は謎だった 太郎は男性と、みつこは少女と逃げていったのはその時代のジェンダー的に真新しいものということだろうか?それも違う気がするが とにかくみつこが面白いキャラクターだった
  • 2026年7月24日
    王国
    王国
    うーん。 ブロマンスよりヒューマンドラマミステリだと思う。 読みやすくどんどん読ませる謎や魅力があったが、個人的に不満点がある。 ※ ネタバレをすると * * * ・最後は明るい未来の終わりでよかった ・あんまり一人一人に思い入れができなくて人数減らしても良かったんでは?と思う(翔、元樹、真は必須で航生、亮司、淳あたりはそんな必要性を感じなかった) ・結局なんで2人が死んだかがはっきりとしていない(私が読み飛ばしをしていなければ朔夜は発作で汐音は結局薬の副作用か何か?全部推測で片付けられていて、ヒューマンドラマメインだろうからそこは曖昧でもいいのかもしれないが結局釈然としない気分になる) ・ブロマンス要素をすごく銘打っていたので期待していたがそこまで湿度の高い友情でもなかった(ただみんなが朔夜のこと好きだよねくらいで止まってる)(翔と元樹がもっと深い関係にできたのではと思う)
  • 2026年7月22日
    〈本の姫〉は謳う 4
    読み終わった……! 未来が過去を変えるっていいな。 うまくいきすぎと思ったら絶望して、そこからちゃんとハッピーエンドにもっていくから良かった。 レッドに関してはあれで良かったのか?と思わなくはない。(自首したとしても絞首刑だろうからあの終わりでいいんだろうが……) 1巻の巻頭の文が4巻の巻末にあって全部が回収されるのも良いし、巻末の終章が作者の読者への感謝としてもとれるからこんなおしゃれな後書きがあるかよとも感動した。
  • 2026年7月18日
    ノアハム・ガーデンズの家
    ノアハム・ガーデンズの家
    過去を断ち切って未来に進める作品は多くあると思うんだが、過去と歴史を大事にして現在を選べるようになるというこの作品は面白いと思った。 特別事件が起こるでもなく、静かで雪に閉ざされた郊外の雰囲気が美しく鬱屈としてもある。この鬱屈には主人公の気持ちも大いにあると読んでいて思う。 深い雪の底から新芽が出たような爽やかな終わりだった。
  • 2026年7月8日
    ウンコはどこから来てどこへいくのか
    うんこから見る地理歴史とははじめて。 肥やしになる「糞」と、米の屍の「屎」、元々肥料に使っていたうんこがいかにして汚い排除すべきものになったのかがとても興味深かった。 トイレットペーパーの代わりにトウモロコシのヒゲを使うと書かれていて、どうやって拭くんだ?葉っぱなら想像がつくけどトウモロコシのヒゲってあのふわふわしたやつだよな〜? 砂で拭くのは痛そう。
  • 2026年7月8日
    雪のうた
    雪のうた
    雪がテーマの詩集 俵万智「頬の雪はらいてくれる指先を例えば愛の温度と思う」 榊原紘「雪の染みた靴から君が伸びている そんな顔で笑う奴があるか」 笹井宏之「さようならが機能しなくなりました あなたが雪であったばかりに」 などが好き。
  • 2026年7月6日
    みずうみ 他四篇
    みずうみ 他四篇
    ドイツの自然や若い時の恋のみずみずしさが叙情的に描かれている。 「マルテと彼女の時計」と「広間にて」が好きだった。 老いていくことの時の流れが残酷だとか悲しいだとかそんなことはないと感じさせてくれる。あの時は良かったと回想はすれどだから今が幸せなんだと思わせてくれる。
  • 2026年7月3日
    燃える平原
    燃える平原
    面白い……! 17の短編集なのに飽きない! 全部メキシコの乾いた風、砂埃、が感じられ、そして悪の道を進む男と生命力に富んだ女が魅力的。 基本的に悪は裁かれるのだが、その悪がどうやって破滅するかが見ものである。 男たちが飾っていない、もはや薄汚れているのにどうしてこんなにも肉肉しく目の前に現れるのだろうか。
  • 2026年6月30日
    ティファニーで朝食を
    ティファニーで朝食を
    最初はホリーはわがままで自己主張が強くて苦手かもと思っていたが、読んでいくうちにホリーの生きる信念や虚無苦悩に触れてとても好きになった。 主人公との距離感も良かった。 ホリーの信念は自分に正直であることだと思った。 「結婚ってどこまでも自由なものであるべきよ。相手が男だろうが、女だろうが、あるいは 例えばもしあなたが実は競走馬と結婚したいんだと言い出しても、それが変だなんて私はちっとも思わないな。これ本当に真剣に言ってるんだから。愛というのはね。広く許されるべきものなのよ。」
  • 2026年6月27日
    MAMA 完全版
    MAMA 完全版
    母と子という関係から自立していくのが良い! あとティーランがカッコ良い! 母と子といいながら共依存関係にあって、母はそれからちゃんと外の世界に目を向けて大切なものをたくさん手に入れていくのと、子の方は母に依存するのではなく、自分の意思で消えるというのが良い。 守る守られるの関係でなく対等になるのが紅玉いづき作品の良いところ。
  • 2026年6月25日
    乙女の密告
    乙女の密告
    すごく面白かった。 アンネ・フランクの密告されて捕まる状態と、乙女たちに噂され仲間外れにされる状態が同じでそれが同時に進むところが面白い。 スピーチを続ける理由が「言葉に出会いたいから」というのも素敵だし、言葉が出ないところに自分に必要な言葉があるというのもよかった。 最後は「乙女」でなく自分の名前(確立した個)が必要だということだろうか。 読みやすいが、含まれる意味が豊富で深くとても考えさせられる作品だった。
  • 2026年6月23日
    猫に学ぶ
    猫に学ぶ
    哲学を猫に当てはめて話すからちょっととっつきやすくなっている。 谷崎潤一郎が好きなので、谷崎潤一郎が美とは完全美でなく自然や日常の中にあると書いてあってファンとしてはとても良かった。確かに谷崎潤一郎の美しいもの(女が多い)は誰もが振り向くほど容姿が整っているとか頭が良いとかではないよなと思う。 猫のように死を意識せず今に生きるのはなかなか難しい。苦しみを人生とせず、幸福を追い求めずただ興味の向くままに。
  • 2026年6月21日
    茶の湯名言集 ビギナーズ 日本の思想
    茶道に興味があるので読んでいて面白かった。 禅の考え方の死と生は対照的ではなく相対的と言う考え方がとても好きだった。 「時にあたりてしかるべき事は、にわかにはならぬものなり」 「その心持ちとして別になし、常を茶になして、茶に臨んで改まぬように」 この二つの教えが特に好きで、要は急にはできないから日頃からやっておこうね^ ^という意味。心がシャキッとする。
  • 2026年6月20日
    茶の本
    茶の本
    自分には難しかったけど勉強になった。 まず茶道の始まりが宋時代から始まった(完全に茶の湯となったのは15世紀)のと、茶道が禅の儀式を発達したものだということ。 茶室、庭を完成させず、お客に完成させる余白を与える。そうすることでそのものとお客は一体になれる。完全そのものより完全を求める手続きに重きをおいた。そのことが真の美につながる。 だから茶室は地味な色や地味な見た目な物が多いし、物も少ないのかと納得。(地味な見た目は統一をだす、ものが少ないのは余白)
  • 2026年6月16日
    ヘッセ 人生の言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)
    ヘッセがニーチェやショウペンハウエルに傾倒してあったと読んでからこの詩を読むと確かに通ずるところが多い。 救いは自分自身に求めよ。 自分が1番苦しいと感じるのは英語だ。 君自身の目で答えを見ろ。 他人を理解するのは難しい。 大人になるとは孤独になること。 愛があるものが勝利する。 愛せることが救いなのだ。 美しいものを見ておけ。 くだらない事は笑い飛ばせ。 幸せになれるのはたくさん愛せる人だ。 (以上内容略)が自分に今特に必要な言葉だった。
  • 2026年6月15日
    蝶を飼う男
    蝶を飼う男
    好みだった。 全編通して厭世的な感じがして、自然や蝶の彩りや音楽の調べの美しさはみずみずしい。陰鬱とまではいかないが、仄暗い雰囲気の世界観で好き。 表題作は蝶の色とりどりの美しさと比べ、男の人生は人に裏切られ、承認を得られない暗いものであった。その対比が耽美ですらある。 ウィティントン少佐とロマンゾフが好きだった。 ウィティントン少佐はSF?幻想が強い作品だった。全て自分の創造物の中で生きる少佐はもはやユートピアの住人。 ロマンゾフはロマンゾフという善良で魅力的な人物をめぐるミステリーで読んでいてワクワクした。
  • 2026年6月12日
    蜘蛛の糸・杜子春
    魔術は元々読んだことがあって好きだったんだけど、それに加えて蜜柑と杜子春が好きになった。 蜜柑はよく思っていない人でもある一つのエピソードで快く思うようになるという共感。杜子春はお金で繋ぐ人の縁は儚いということと人として捨ててはいけないことが描かれていて良かった。 全編通してファンタジックでとても好み。
  • 2026年6月11日
    ペドロ・パラモ
    ペドロ・パラモ
    難しかったー! 視点がすごく入れ替わるから最初はえ!?ってなっていた。慣れてきてこの時のあの人ねとわかる。 ずっと映画を見ているような感覚になる。ペドロ・パラモに関わる人たちの回想なんだけど、特に大きな事件が起きているわけではないのに読ませる力がすごくて、哀愁や荒廃した土地と回想のうちのみずみずしい大地のギャップなど面白かった。 ペドロ・パラモ自体ちょいワルか悪なんだけどカリスマの悪で、一途に愛するところや美しい記憶なんかはとても魅力的だった。
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