
スカイ
@skygrey
2026年10月22日
機龍警察 未亡旅団
月村了衛
読んでる
audible
テロについて考える。
平和に慣れてしまいよくわからない。身近な例だと、ストライキで電車を止めるといったことが昔はよくあった。賃上げ交渉として、会社が困ることをするということだと思う。会社は乗客からの運賃や信頼を得たいから交渉に応じる。
不当に扱われたことで国家や武器商人などに復讐したい気持ちはわかる。国家元首などを暗殺するのもわかる。でもテロで無関係な人の命を取るのはどうなんだろうか。
ストライキでは無関係の人が通勤や通学に支障をきたしていた。でも命となると慎重に取り扱いたい。なりふり構っていられない切迫した状況である、ということなのかな。
テロや戦争で命が奪われたとき、それぞれに人生があるけれど、リーダーはただの数字として扱う。体面を気にして「◯人の尊い命が」と発表しつ、それぞれの人生を顧みているようには思えない。テロ首謀者のシーラも同じことをしている。理想のためには仕方のないこととして目を瞑っている。
リーダーたちは、ストライキで電車が数時間止まったことと、テロで数人亡くなったことと同じように捉えている気がする。数時間で済んでよかった。数人で済んでよかった。と。
戦争でもテロでも、結局矢面に立つのは無辜の民だと思う。
一兵卒は自分の身の回りのことのため(幸せを守るため、あるいは幸せを奪われた復讐のため)に戦うが、敵として想定しているのは大きな集団(国や宗教、人種など)である感じ。でもその集団の中は一枚岩ではなくて、結局、指示する人と指示された人がいる。
難しい。