
ミヤウヂ ヨウ
@kameupaupa
2026年10月24日

白髪小僧
夢野久作,
日下三蔵
読み終わった
読み終わるのが勿体なくて少しずつ読み進めておりましたが、下巻も発売されましたので、思い切って読み進めてしまいました。
ほとんど数ページの短い話なので、どことなくショートショートを読んでいるような感覚でした。
夢野久作が“探偵小説家”としてデビューする前に書かれた童話集。
童話集ということで、対象は子どもになるかと思うのですが、大人が読んでも身につまされるお話がいくつもありました。
教訓的なオチがあるお話も多いのですが、中には「えっ、これでおしまい…?」とか「いくらなんでも無慈悲…でも子どもがすることってこういうとこあるか…」など、夢野久作作品の片鱗をひしひしと感じられました。
何よりも、こんなにもたくさんのお話をほぼ毎日新聞に掲載していたのが凄すぎます。どういう経緯で新聞にお話を書くことになったのでしょう…? それに、新聞に童話が載っていたというのも、ちょっと不思議な感覚です。当時、新聞というメディアが世代性別問わず、それだけ身近で大事な存在だったのでしょうね。