
ぎい
@untermrad_0702
2026年10月25日
幽冥の岸 十二国記
小野不由美
読み終わった
短編集
小野不由美
新潮文庫
十二国記
読んだー!
登場する人物すべてが、
血の通った意思ある人間として、
細やかに熱を込めて描かれているのが、
本当にすばらしいなぁ、と。
どんな些細な場面でも、目立たない登場人物でも。
名もなき人なんていないんだ、この作品には。
表題作がとてもよい。
『白銀の墟 玄の月』を読み終わった直後は、
人としての罪、麒麟としての罪を背負った泰麒の苦しみは、
誰とも分かち合えない孤独な重荷になるのでは、と心配だったのだけど。
同郷の価値観でその苦しみを理解する陽子、
同族として寄り添ってくれる景麒と延麒、
守り支えてくれようとする李斎たち。
そして、互いに唯一の存在である王。
罪と苦悩があっても孤独ではない。
彼らは先に進んでいく、というのが見える描かれ方で、
ああ、本当によかったな、と……。
それはそれとして。
景麒、おまえほんとそういうとこやぞ!?
主上を寝かしつけてた話初耳なんですがもっとくわしく!
