
小野寺しお
@osio_book
2026年10月26日
掌に眠る舞台
小川洋子
読み終わった
諾書の秋、積読を消化するぞ…ということで。
小川洋子さんの文章の、ひんやりと湿度の高い感じがずっと好きだ。苔とか、雨とか、夜とか、そういう水の匂いがする感じがしている。
言葉のセレクトや温度感に吉澤嘉代子ちゃんの音楽が勝手に流れてくるので、私のなかではおなじ引き出しの「好き」なんだと思う。
骨董市や蚤の市で見つけた古めかしいブローチやガラスの器を、宝箱にならべて眺めているような感覚。
夢から覚めたあとのような、心に引っかかるけどモヤがかって思い出せない みたいなお話ばかりです。非常に好み〜…秋に読んだのも良かったかもな。
