
まお
@mao_ssss
2025年4月13日

読み終わった
今で言うなら、たとえばりりちゃんとか。
人生のこと、犯行のこと、獄中のこと、そういうことを書いた本は初めて読んだ。今までもたくさんそういう本は出版されていたんだろうと思う。
とにかくずっとつらかった。
フィクションに慣れた身としては、これがフィクションでないことがつらかった。
自分の人生しか体験してないから、それと照らし合わせるしかないんだけど、きっとみんなどこかしら共感する部分があって、ひとごとじゃないような気がして、たくさんのこういう人たちに関わるのが司法に携わる人たちで。もう、すごい、としか言えない。
人は無意味に人を殺さない。
人が人を殺すには理由がある。
ここはフィクションではないから。
必ずそこに痛みと苦しみがある。
ここはフィクションではないから。


