mkaizyuu
@waita256
2025年4月13日

超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』
竹田青嗣,
西研
読み終わった
くそほど時間かかったけど読み終わった。前半部分の意識、自己意識は元々ラカンとか哲学史講義、カントもちょこっと学んでいたので、デカルト〜カントの認識論を超えたヘーゲルとか、「無限性」が精神発展の鍵で、真の自由の所とかもわかりやすかった。問題は理性、精神、啓蒙でここは初見だったので色々苦労した。学びも多かった。例えば、ギリシャを過ぎたローマで現実と理想が乖離し、ストア主義らが生まれたとか。理性とは基本的に自己意志と社会意志(普遍意志)が統一すると確信していることだとか。カント道徳批判も。道徳は独りよがりで、世間の普遍と向き合おうとしていないとか。それを乗り越えるのが良心で、世間によって良いことと向き合うことであるとか。ローマ、絶対王政で自己を捨てて権力を獲得したが、その無価値性?を理解してついに、自分にとり正しいものを実現しようとする自由精神の時代に突入するとか。恐怖政治が人々の身勝手な自由?への幻想を捨て去り、道徳へ歩み出す。まー疲れた。ヘーゲル凄すぎ

